夏至2025の影響~地球の次元が変わると個人の人生と世の中はどう変わるのか?

こんにちは。
先日の記事『夏至神事2025~次元の変化とレイラインの話』で、夏至の朝、地球の次元が変わったと書いたところ、何人かから「個人の生活や世の中はどうかわりますか?」という質問をいただきました。
そこで『夏至2025の影響は? 地球の次元が変わると、個人の人生と世の中はどう変わるのか?』と題して、今後の変化について書いてみました。
自分に嘘をつくとはどういうことか
地球の次元が上がったことで、個人レベルではまず自分に嘘がつけなくなります。
自分に嘘をつくというのはどういうことでしょう?
たとえばとっくに愛が冷めているのに惰性で付き合っている恋愛とか、本当は転職したいと思っているのに惰性で続けている仕事、隠蔽工作やデータ偽装につながるとうすうすわかっていながら続けている業務、本当は行きたくないのに義理で付き合う友人グループの旅行とか、例をあげればきりがありません。
自分に嘘をつくというのは、自分の本当の気持ちをごまかしたり、心の奥底にぎゅっと封じ込めて、その気持ちを無かったことにすることです。つまり本心では納得していないということなんです。
本当は不正に加担したくないけど、この職場にいるためには上司の命令に逆らえない。
とっくに愛は冷めているし、テレワークが普及して毎日夫が家にいるのは耐えられないんだけど、経済的に離婚する勇気がないし、子どものために結婚生活を続けている夫婦。
パンデミックのときもワクチンを打つか打たないかでひと悶着ありましたね。同調圧力に屈して打った人も多かったと思います。まさに長いものには巻かれろを地でいったわけです。
上記にあげた例はいずれも、いまの自分が置かれた現状をまわりのせいにしていますね。
やらされているという思いが強いんです。
つまり在り方というか、心の持ち方が受動的なんです。
これが自分に嘘をつくということです。
今後は自分に嘘をつくことができなくなります。
どういうことでしょう?
問題が表面化する
自分に嘘をついたまま生きていると、問題が表面化するんですよ。これまではなんとか自分をなだめすかしてこられたし、本心を隠しおおせることができたんです。
ところがこれからはそうはいかなくなる。
自分に正直に生きろ、と背中を押されるような流れになります。
惰性で付き合ってる関係の場合は、それまでの鬱積した感情が爆発したり、意見の相違が決定的になったり、表面的な平穏が崩れるようなトラブルが勃発します。
その結果、いやでも自分の本当の気持ちと向き合わざるを得なくなります。
本当はどうしたいのか?
本当に望んでいることは何なのか?
このままいろんなことを諦めたまま生きて、後悔しないのか?
毎日データとにらめっこばかりで、ちっとも面白くない。社会を支える大切な仕事かもしれないけど、しょせん歯車のひとつ。起業家や第一線で目立っている人がうらやましい。やらされ感満載のAさん。
・・・そんな受動的な姿勢で仕事をしているAさんも職場でトラブルが勃発するかもしれません。このご時世ですからね、トランプ関税やら中東情勢やら、国際情勢は厳しい風が吹いています。それが職場に飛び火するとしたら?
こんな形で表面化するかもしれません。
そしていやでも自分の本当の気持ちと向き合わざるを得なくなります。
本当はどうしたいのか?
本当に望んでいることは何なのか?
このままいろんなことを諦めたまま生きて、後悔しないのか?
これまでは目を背けて、逃げつづけることができたけど、今後はもう逃げることはできなくなります。
「自分に正直に生きる」という言葉のほんとうの意味
自分に正直に生きることは、感情のまま生きることではないんです。
そもそも「自分」ってなんでしょう?
わたしたちの心には、さまざまな感情があります。上記の「やらされ感」満載のAさんの例でいえば、ざっくり以下の5つの思いを抱いている自分がいます。
・毎日同じことばかりしていて、地味で面白くない
・起業家やかっいい仕事をしているひとがうらやましい
・自分は歯車のひとつで、替えがきくパーツでしかない
・社会を支える重要な仕事だと認識している
・家族も養わなきゃいけないし、いまさら畑違いの新しい仕事にチャレンジする勇気はない
どれも自分ですね。
本当の自分はどれでしょう?
じつは上記の自分は、サイコシンセシス(統合心理学)ではサブパーソナリティと呼びます。サブというぐらいですから、メインじゃないわけです。わたしたちの心の中にはいろんな自分がいて、どれもが同等なんです。自分のなかにたくさんの気持ちや考えがあるから、わたしたちは迷うし、ときには葛藤するんです。
目の前のテーブルにお皿があって、そのお皿にプチトマトが5つのっているイメージをしてみてください。そしてね、イメージでいいので、このお皿を両手でもってみてください。お皿にはプチトマトが5つのっています。ひとつひとつのプチトマトの色や艶を眺めてみてください。
どのプチトマトもそれぞれの良さがありますよね。
そのプチトマトたちはどれもがあなたの気持ちや思いです。
さてここで質問です。
お皿をもって、プチトマトを眺めているあなたは誰でしょう?
そうです。それが魂につながる本当の自分なんです。
サイコシンセシス(統合心理学)では、それをセルフと呼びます。さまざまな感情や考えをもった自分というチームのチーム監督をイメージするといいかな。
チーム監督の視点で自分の感情や思考を眺めてみたときに、気づくことはありませんか?
迷いや不満を感じたり、自分の価値を低くみるのは、やりたいことをやっていないからではないんです。自分が納得して主体的に取り組んでいないからなんです。
どんな選択であれ、自分がその選択に意味と価値を見出すことができれば、自分をごまかすことはなくなります。
Aさんの場合も自分の心を眺めたうえで、新しい分野にチャレンジしてもいいし、いまの仕事を続けてもいい。いまの仕事を続けるなら、社会を支える歯車という仕事の価値を認識して、主体的に取り組むことが重要です。歯車は替えがきくかもしれないけど、いまその歯車をしているのはAさんであり、いまその歯車がなくなったら困るんです。
主体的に取り組むということについて、ワクチンの件を補足しておきますね。
同調圧力の中で打つ打たないを選択をする場合、まわりに言われて断れなくてしかたなく打つのか、ワクチンについて自分で調べたうえで覚悟を決めて打つのかでは結果は同じですが、その心の在り方は大きく違います。前者は自分に嘘をついている心の状態、後者は自分に正直に生きている心の状態です。
「自分に正直に生きる」という言葉のほんとうの意味をご理解いただけたでしょうか?
感情の暴走に身を任せるのではなく、自分のなかのいろんな思いや気持ちと向き合って、それをチーム監督の視点で俯瞰したうえで、どうするか決めるんです。これが主体的に行動を選択していくこと、すなわち自分に嘘をつかない、自分に正直に生きるという意味です。
世の中はどうなるか?
個人レベルでは自分に嘘をつかない、主体的に生きることを促されるという話をしました。多くのひとは多かれ少なかれ、自分に嘘をついて生きています。すると今後はトラブルという形で、問題が表面化してゆきます。
その乗り切り方は3で書きましたね。もっと詳しく知りたかったら、わたしの著書『なぜ眠り姫は海で目覚めるのか?』、『シャーマン流愛を受け取る祈り方』もしくはアーロンの杖の会員限定「不動心シリーズ」の動画を観てください。
ここからは世の中の変化について書いていきます。
ひとつは地震や噴火などの地殻変動という物理現象という形で調整がはいったし、この動きは今後もつづくでしょう。
そしてもうひとつ。
社会は個人の集合体である以上、個人に起きたことは社会全体にも起きます。具体的には偽善や不正は隠せなくなるので、企業の不正や政治の闇があばかれていきます。
ひとの心のなかには善なる心もあれば、欲や執着もあります。隠されていたことがあばかれていくとき、なにを選択するかで、その後の流れは大きく変わります。欲が暴走すれば戦争が起きるし、日本国内では増税の嵐、国際関係での孤立、やがて亡国への道をたどります。
この流れを止めることができるのは、わたしたち国民だけです。
多くの人々は心の奥底で漠然とあるいは明確な不満を感じていても、国が決めたことだから仕方ないとあきらめて、いつか救世主(?)が現れるだろうと夢見て、行動してこなかったのです。
決して納得してきたわけじゃない。
厳しい言い方ですが、日本人の8割が面倒なことから目を背けて、自分自身を騙してきた結果がいまの現状を招いたといえます。
キャロル・ハニッシュの「個人的なことは政治的なこと」という言葉があります。これは個人の経験や問題が社会構造や政治的な問題と深く結びついているという意味なんです。
貧困からくる子どもたちの学習障害やさまざまな問題は、純粋に個人の努力不足による問題でしょうか?
そうじゃないですよね。
経済弱者に追い打ちをかける政策がこうした問題の根本にあります。住宅ローンを抱えたお父さんが睡眠時間を削って必死で働かなきゃいけないのも、氷河期世代の不遇も、国民のための真の政治の不在ゆえです。まさに「個人的なことは政治的なこと」なんです。
もしわたしたちが、いまこの行動を変えなければ、この国の自浄作用が働かず、多くの庶民が苦しみ、やがて日本という国は存在しなくなるでしょう。
それはわたしたちの選択の結果、いえ選択すらしていない。
自分をごまかし続けてきた結果です。
ごまかすもなにも、考えたこともなかったという意見もあるかもしれません。
人間には感情や思考といったサブパーソナリティと、それを監督するセルフがあると言いました。
そのもっと奥深くに魂(サイコシンセシスではトランス・パーソナルセルフと呼びます)が存在しています。
もし本当にこれまでまったく考えたこともなかったのだとしたら、魂の声を無視してきたということです。
魂の声
人間は霊的な存在です。
すべてのひとの無意識のさらに深い階層に魂が存在しています。
魂の本体がきれいな水晶の珠だとしたら、わたしたち人間の場合はその珠の表面に感情や思考がかさぶたのように張り付いているんです。喜怒哀楽はもちろん、欺瞞や欲望・恐怖や執着が魂を覆っているわけです。生きているとそうした人間的な感情にまみれて、ともすると自分が霊的な存在であり、慈悲深い魂をもつ存在だということを忘れてしまいます。
けれどすべてのひとの魂は善なる心、慈悲の心をもっているんです。
思い出せ。
現世の快楽を味わうために生まれてきたわけではないだろう?
すこしでも人の世をミロクの世にちかづけるために生まれてきたことを思い出せ。
そなたの笑顔が、
そなたの行動が、
自分自身を救い、苦しんでいる人々を救うのだと。
あなたの魂は心の深いところから、あなたに向かってこう呼びかけ続けているんです。
地球の次元が上がったことで、良いことも悪いことも、結果が出るのが早くなります。
あなたがこれに気づけばあなたの人生は変わるでしょう。
そしてこの国も変わります。
2025年の夏至の朝、地球の次元が上がったのは、わたしたち人類が数千年前よりも進化したからです。心が成長したと言い換えてもいい。もし2000年前の人類だったら、自分に嘘がつけなくなった結果、あらゆる不正や欺瞞が噴出して保身と欲望がむき出しになり、この世は地獄になっていたでしょう。
でもいまの人類ならこの試練を乗り越えていける心の力をもっています。
だから、いまなんです。
世の中が変化していくなかで、基本は自分に嘘をつかないこと。
そして自分の心の動きを感じて眺めながら、自分なりに主体的に選択して行動すること。
だいじょうぶ。
きっとうまくいく。
ぜひチャレンジしてみてね!
2025年6月30日
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