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時代は動く 出雲

 
出雲大社
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脳科学と心理学に精通し、16年間で1万人以上の相談にのってきたシャーマン。「信じる力は、世界を変える」がモットー。自分自身を信じる力・愛を受け取る力を育てる方法、激動の時代を乗り切る極意を教えている。 著書「なぜ眠り姫は海で目覚めるのか? 超ネガティブ思考を解除する3つのメソッド
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 先日一泊で出雲大社に行って来た。
 ここは地の気が強くて、日本列島の中でも大切なポイントのひとつ。
 

 わたしたちが行ったのは古式新嘗祭の前日の11月22日。
 新嘗祭は「にいなめさい」とか「しんじょうさい」と読む。これはその年の収穫を神さまに感謝する儀式で、陰暦の11月の第二卯の日に執り行われる。新暦になってからは毎年11月23日になったけれど、この頃はちょうど冬至が近いんだよね。
 

 一般的に一年の始まりは立春、つまり2月4日前後だよね。ところが昔から農業を中心に生活を営んできた、いわゆる農耕民族は太陽の力がいちばん弱まる冬至の日を境に新年が始まると考えた。そのほうが太陽の位置や月の満ち欠けをはかりながら種まきの時期を決めていた農耕民族の生活により密着していたからだろう。
 

 そんなわけで古代では新嘗祭は新年の始まりと位置づけられていたために重要な祭だったんだよね。だから昔はこの新嘗祭が終わるまで、新米は食べないのが慣わしだったわけ。
 説明が長くなったけど、要するに新嘗祭を区切りとして新年が始まるという考えかたもあるんだよね。その考えでいくと、22日は大晦日にあたる。
 
 
 さてこの日、出雲大社ではちょっとした出来事が起きていた。
 

 出雲大社の本殿は通常の神社と違って、御祭神は正面ではなく西を向いているんだよね。本殿は南向きに建てられているので、本殿正面からお参りすると、御祭神の横顔を拝むことになるわけ。だから本殿の向かって左側の端垣の前に立つと、正面から御祭神にお参りすることができる。
 

 私の立っているすぐ後ろは荒垣になっていて、道路を隔てて神楽殿と大木の生い茂った森がある。
 

 手を合わせ、目をとじる。 
 

 背後でトントンと音がした。
 次の瞬間、バリバリという轟音と何かがドスンと落ちる地響きが伝わってきた。
 
 出雲大社の倒木

 荒垣を迂回して神楽殿横の道路を音のしたほうに走っていくと、すでに数人の職員が現場に駆けつけていた。
 細い道には切れた電線が垂れ下がっていて、道のわきを流れる水路をまたいで道路に向かって大木が倒れていた。両手を広げても抱きかかえられないような太い幹は見事に根元近くから折れている。通行人がいなかったのが幸いした。
 

 折れた大木を呆然と見つめたまま、わたしも友人のYちゃんも言葉がでなかった。
 その場所はちょうど本殿の左、つまり御祭神の真正面にあたる。
 「古かったからなあ・・・」と言いつつも、職員の方たちの動揺が伝わってくる。強風が吹いているわけでも、どか雪が降ったわけでもない。なんの前触れもなく、突然大木が倒れた。それも祭の前日にだ。職員だからこそよけいに動揺しても不思議じゃない。
 

 
 近くで救急車の音がした。どこかにゆく途中らしい。
 職員のひとりが、「ああ、これじゃ救急車も通れないな。どうしよう」と言っているのがきこえた。
 
 
 切れた電線が危険なためか、そろそろ通行止めになりそうな気配だったので、わたしたちは足早にその場を離れた。
 これは何を意味するんだろう?
 

 
 それは古いものが壊れ、新しい動きが始まったってことなんだよね。
 枠にはまった考え方や固定観念が崩壊に向かい、かわってそれまで閉じ込めていたものが動きだす。
 その象徴がこの折れた大木なんだよね。
 

 個人・政局・紛争などありとあらゆることに影響がおよぶ。
 それは希望として使うこともできれば、崩壊の痛みとして感じることもあるかもしれない。
 

 さあこの力をどう生かす?
 
2006年11月24日
 
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Comment

  1. テレサ より:

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    貰った!!その力!(ほくそ笑み) すんごくやる気が沸いた。 ありがとう!!!!!

  2. キョーコ より:

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    テレサさん こんぱんは。 さすがは出雲の地のパワーだよね(笑)。

  3. ルカ より:

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    PASS:
    こんにちわ。 大変興味深く読ませていただきましたー。 実は、23日にとある方にお逢いして色々していただき、それまでず~~~っとグルグル悩み続けていた状況からスコン!と抜け出たんです。 その日の朝見た夢は、改装中のビルとビルの中で行われている「在庫一掃セール」♪ さらに24日にも「自分のおばあちゃんが死んだ」というシチュエーションの夢を見ました。 気持ちを新たにしてまた物事に取り組めそうです! ところで、冬至って12月ですよね?あれ??

  4. HIRO より:

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    こんにちは! 22日の奈良の帰りに、高速にとても大きな虹がかかりましたよ。 出雲のお話を読んで、パンドラの箱を思い出しました 「希望」なんて、普段ちゃんと考えたことはないので あらためて大きな言葉だなと 感心してしまいました。

  5. 波に乗るさかな より:

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    す、すごいですね。身震いしてしまいました。 キョーコさんがその場にいたから(媒体として)起こったのでしょうか?

  6. HIRO より:

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    PASS:
    間違えました・・・ 11日でした!

  7. キョーコ より:

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    ルカさん 心機一転ですね。 >冬至って12月ですよね?あれ?? 新嘗祭は新暦に変るまでは陰暦(旧暦)の11月でした。旧暦では冬至は11月の中旬になります。明治6年に明治政府が暦を旧暦から新暦に切り替えたときに、旧暦11月23日という日付を機械的に新暦に移しかえたため、実際の冬至と日付がずれて、本来の意味がわからなくなってしまったわけです。

  8. キョーコ より:

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    HIRO さん バスのなかから見た虹はとても素敵だったでしょうね。 世の中の動きが激しく厳しくなってくるときこそ、強い希望を胸に、地に足のついた行動が必要だと日々感じています。 気楽にいきましょう。

  9. キョーコ より:

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    波に乗るさかなさん わたしもびっくりしました。 人智を超えたエネルギーですね。 わたし? 幸運にもそこに居合わせたってことは、これをブログに書けってことかな、と(笑)。

  10. ルカ より:

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    キョーコさん 落ち着いて考えてみて、もしかして~~とは思っていました。 旧暦の感覚が全く無かったため、おバカを披露してしまいましたね! ご親切な説明有難うございます。

  11. キョーコ より:

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    ルカさん 神社等と関わっていないかぎり、旧暦という発想がないのがあたりまえですよね。 神社とか神さま関係の行事は基本的に旧暦で動きます。 覚えておくと便利ですよ。

  12. やまめ より:

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    こんばんはキョーコさん。 すごい体験ですね。 本日は島根で震度3の地震、四国で大雨。 ほんとうに今は日本の転換期かもしれません。 ここ数年個人的にいろいろあってかなりシビアな状況にありましたが、 ココへ来て心の内が陽に転じた気配を感じます。 現実の状況が変わるまではもう少し時間がかかるかもしれません。 でも、以前のような状況を自ら作り出すことはないと思うのです。 ですのでキョーコさんのお話がすごくよくわかります。 私を苦しめていたのは、古くからの枠、固定観念だったのですから。 「陰極まれば陽に転ず」。 日本のあらゆる災いが出尽くした時、人心は陽に転じ、その核となるものは日本古来のものであると考えています。 キョーコさんのナビ、よろしくおねがいします。

  13. キョーコ より:

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    やまめさん >「陰極まれば陽に転ず」 う~ん・・・まさにこの言葉に尽きますね。 これね、冬至の日そのものですね。 いつもありがとうございます。 またひとつ勇気をいただきました。

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