16年間で1万人以上の悩み相談にのってきたシャーマンが脳科学・心理学・スピリチュアルな世界の真理をベースにお届けする、魂のミッションを生きるためのロードマップ

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パンドラはふりむかない

 
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脳科学と心理学に精通し、16年間で1万人以上の相談にのってきたシャーマン。「信じる力は、世界を変える」がモットー。自分自身を信じる力・愛を受け取る力を育てる方法、激動の時代を乗り切る極意を教えている。 著書「なぜ眠り姫は海で目覚めるのか? 超ネガティブ思考を解除する3つのメソッド
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このところ世の中の動きがあわただしいね。
イランの核問題や中国による東シナ海での一般船舶航行禁止、北朝鮮関係。国内では小沢一郎氏の民主党党首就任がいちばん衝撃だったけど、個人的にはアイフルの営業停止もうなってしまった。だってアイフルのCMはけっこう好きだったんだよね。
 

う~ん・・・表面を取りつくろっても所詮借金取りか。
「どうする? アイフル」を地でいってどうするんだか。
 

・・・・・なんて思っていたら、千葉・館山沖の貨物船衝突事故にコスモ石油の千葉製油所の爆発。どちらも東京湾&油絡みだね。そういえば知床半島でも油まみれの海鳥の死骸が大量に見つかったよね。
 

一連のニュースを眺めていたらふと気がついた。
なにかが繋がっているんだよなあ。
え~と・・・・・なんて言うんだっけか? 喉のところまででかかっているんだけどな。
 

思いだした。
 

子どもの頃読んだ『マゼラン船長航海記』だ。
 

マゼランっていうのは、ご存知のとおり初の世界周航を成し遂げた16世紀の船乗り。数々の危機を乗りこえて、南アメリカ大陸とフエゴ島との海峡(マゼラン海峡)を発見したにも関わらず、志半ばで非業の死を遂げてしまったんだよね。マゼランの意志を継いだ最後の一隻であるビクトリア号が地球一周を成し遂げスペインに戻ったとき、300人ちかい乗組員のうち、生き残っていたのはたった18人だった。
 

子ども心に何が怖かったって、嵐で船が傷つき、食料も底をついたときに、マゼランの部下たちが反乱を起こす場面。天候もよく、航海が順調にいっているあいだは多少不満があってもみんな我慢するんだよね。
 

ところが極限状態になったとき、それぞれの本当の気持があらわれる。16世紀の主従関係という条件を差し引いたとしても、つねに不平不満・陰謀と欲望の渦巻いた船内の人間関係が悲惨な結果を招いたのはいうまでもない。もしも乗組員のあいだに信頼関係があったなら、結果はもう少しちがっていたかもしれない。
同時に思ったのは、ひとの心はこれほどまでに外部環境の影響を受けるものなんだなあってことなんだよね。
 

外部環境っていうのは、個人と社会でいうなら社会システムや生活している環境そのもの。もっと大きな視点でみるなら地球の自然環境や世の中を動かす目に見えない大きな流れ。以前の記事で、世の中の大きな潮流は、わたしたち人間の集合無意識(集合潜在意識)が作ると書いた。
 

たとえて言うなら、地球という船が黒潮の流れにのって航海しているとするよね。船内の人間関係やトラブルをどうおさめてゆくかが安全な航行にとって不可欠なのは言うまでもないけど、それ以上に、黒潮の流れがもろに影響するわけ。
 

天候もよく、黒潮が穏やかに流れているなら、船内も比較的よい人間関係が保たれるけど、悪天候、不安定、あるいは激しい流れになってくると、不安や恐怖、陰謀など、人間のもつ弱さがおもてにでてくるんだよね。
 

そうした地球をとりまく黒潮の流れともいうべき大きなエネルギーはここ何年間で段階的に変化してきた。
ただしこのエネルギーそのものは吉凶どちらでもない。
人間の潜在意識に溜め込んでいる感情をよくも悪くも浮上させる作用があるんだよね。
ここがミソ。
 

つまり豊かな感性や愛情が心の中にあるならこのエネルギーは追い風となるし、しんどい気持や見て見ぬふりをしていた怒りや悲しみがあるなら、そうした感情と向き合わざるをえないような出来事をもたらす。
 

唐突だけど、『パンドラの箱』という物語があるよね。
どんな話かっていうと、ある日パンドラという少女が絶対にあけてはいけないと言われている箱をほんの出来心で開けてしまうんだよね。その瞬間、雲霞のように真っ黒い何かが飛び出した。それは恐怖・憎悪・悪意・不安・嫉妬など、ありとあらゆる『災い』だった。
 

パンドラはとんでもないことをしでかしてしまったことに気づいたけどあとの祭り。災いは世界中に散らばっていった。パンドラが泣いていると、なにかが小さな声で自分を呼んでいるのに気がついた。パンドラがおそるおそる箱を覗き込むと、まだ一匹のこっていたんだよね。
 

それは『希望』だった。
 

・・・というお話。
 

でも最近、パンドラの箱には最初から何もはいっていなかったんじゃないかと思うんだよね。空っぽの箱に何をいれるかは人間しだい。欲望に飲み込まれれば、箱のなかには怒りや憎悪、狂気や混乱といった『災い』が入るし、自分自身との信頼関係をほんの少しずつでもいいから築いてゆく努力をすれば、そこには豊かな未来をもたらす希望がある。
 

日蝕が過ぎて、新しい流れが動きはじめた。
それはふたつの未来を暗示する。
現時点ではなかなか厳しい状況かもしれない。
だからこそ自分自身に問いかけてほしい。
あなたは自分という器に何をいれる?
 

う~ん・・・すっかりお茶が冷めちゃったじゃんかと思っていたら、ゆりかもめが運転再開したってニュースがはいってきた。
うん。しっかり原因究明して、災い転じて福となすにして欲しいね。
 

2006年4月17日

 

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Comment

  1. 北岡隆志 より:

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    「パンドラの箱は空だった」  に、  1票。  以上

  2. キョーコ より:

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    北岡さん、感謝!

  3. みずき より:

    SECRET: 0
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    う~ん、私は愛と笑いを入れます。

  4. 聡哲 より:

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     ぼくもみずきさんと同じかな。

  5. キョーコ より:

    SECRET: 0
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    みずきさん、聡哲さん 笑いは世界を救う、だよね♪  じゃわたしは、スパイスの効いたジョークを(笑)。

  6. さっちゃん より:

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    私は「溢れんばかりの愛」を入れたいなぁ。

  7. キョーコ より:

    SECRET: 0
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    うふふ。さっちゃんらしいなあ♪ 

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