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「おたふく うずら豆 良きことかな」の意味2 (ターニングポイント5)

 
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脳科学と心理学に精通し、16年間で1万人以上の相談にのってきたシャーマン。「信じる力は、世界を変える」がモットー。自分自身を信じる力・愛を受け取る力を育てる方法、激動の時代を乗り切る極意を教えている。 著書「なぜ眠り姫は海で目覚めるのか? 超ネガティブ思考を解除する3つのメソッド
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 さて春分も過ぎて、季節が移り変わる中、パンデミックによって一か月前とは状況が様変わりしていますね。
 この状況の中で、ふと7年前の2012年の秋に、突然受け取った一瞬の閃きを思い出したのです。
 いま世の中で起きていることの意味というか、読み解くヒントはすでに7年前に受け取っていたのかも。
 

 というわけで、諸事情により、いったん削除した「おたふく うずら豆 良きことかな の意味2(ターニングポイント5)」を再アップします。
 

 時間がない方はターニングポイント4 「おたふく うずら豆 良きことかな」の意味 1  から読むと、要点がつかめると思います。
 お時間が取れる方はターニングポイントシリーズ1から、じっくりお読みすることをお勧めします。
   ↓ ↓ ↓

 【ターニングポイントシリーズ】
ターニングポイント1 人類の旅、それは700万年前から始まった 2012年2月23日
ターニングポイント2 原動力 2012年2月24日
ターニングポイント3 夏至2012(23:55追記あり) 2012年6月21日
ターニングポイント4 「おたふく うずら豆 良きことかな」の意味 1  2012年11月22日
ターニングポイント5 「おたふく うずら豆 良きことかな」の意味2 2012年11月27日(2020年3月22日再アップ)
ターニングポイント6 完結編 「おたふく うずら豆 良きことかな」の意味3 2012年11月28日
 
☆ ☆ ☆
 

ターニングポイント5 
「おたふく うずら豆 良きことかな」の意味2

 
 進化といえば、多くのひとはまっさきにダーウィンを思い浮かべるかもしれない。
 高校生のときの生物の授業でダーウィンの選択説(自然淘汰説ともいう)を習った。
 

選択説というのは、無目的に突然変異を起こした個体のうち、厳しい自然環境による選別によって生き延びた個体だけが進化した種となるという考え方で、1859年チャールズ・ダーウィンとアルフレッド・ウォレスによってはじめて体系化された。その後、1901年にユーゴー・ド・フリースが劇的な突然変異が進化の主原動力であるという突然変異説を提唱した。
 キーワードは突然変異だ。
 

 以前の記事「ターニングポイント1 人類の旅、それは700万年前から始まった」「ターニングポイント2 原動力」にも書いたように、人類は現在に至るまで二度の進化を経ている。
 

 じゃあ人類にとって、現在の地球環境はどうなのだろう? 
 福島第一原子力発電所やチェルノブイリの事故、ネバダをはじめとした核実験やウラン鉱山の採掘による環境汚染など、私たちの体内の細胞は思いのほか過酷な環境の中にいる。たとえばアルファ線によって癌が引き起こされるといわれる。これは遺伝子レベルで突然変異が起きた結果、細胞が癌化したわけだ。
 

 進化はなぜ起きるのだろう?
 それは現在の自然環境に適応するには生物自身が変わる以外に活路がないからだ。
 進化できなければ激変する環境の中で自然淘汰を待つよりほかない。
 つまり環境に適応可能な方向性で突然変異が起きた場合、それは進化とよばれる。
  

 現在も福島第一原子力発電所の放射性物質の拡散は全くおさまっていない。それどころかアウターライズ地震が起きれば、4号機をはじめとした原子力施設のさらなる崩壊は避けられないだろう。もちろん癌をはじめとした突然変異を起こすきっかけは放射性物質だけではない。宇宙から降り注ぐ紫外線やX線など、突然変異を起こすきっかけは無数にある。
 

 こうした状況下で遺伝子レベルで突然変異が起きたとき、もしそれが環境に適応する方向性であれば、それは進化だ。
 このとき心身の健康が保たれなければ意味がない。
 

 降りてきた神示で示された内容のひとつは進化の方向性だった。
 スサノオオミコトは古事記に出てくる神さまのひとりだ。
 太陽神アマテラスオオミカミの弟にあたり、父神のイザナギの鼻から生まれた神である。
 彼の役どころは、国に大きな変容をもたらすトリックスターだ。
 
 

 古事記の物語はこうだ。
 

 「イザナギには二人の子どもがいた。姉のアマテラスと弟のスサノオノミコトだ。スサノオノミコトは亡くなった母に会いたいと泣いて大暴れした。これに怒ったアマテラスは天の岩戸に閉じこもってしまう。天界の神々が策略をめぐらし、やっとアマテラスを岩戸からひっぱりだし、地上には光が戻る。一方、これがもとでスサノオノミコトは天界を追放されえしまう。
 ここまでが第一部だ。
 

 追放されたスサノオが、下界で旅をしていると川のほとりで女物の箸を見つける。上流に向かって歩いてゆくと、川のほとりに庵があり、そこで老夫婦と若い娘が泣いていた。話を聴くと、村を荒らす八岐大蛇を鎮めるために毎年村の若い娘を生贄に出すのだが、とうとう娘の番になってしまい、こうして別れを惜しんで泣いているのだという。
 

 そこでスサノオは娘を助けるため、老夫婦に酒樽を用意させ、自分は女の着物を着て娘の身代わりになる。夜も更けて八岐大蛇が現れた。大蛇は大滝の酒を飲み、すっかり酔い潰れたところで、スサノオは大蛇を退治してしまった。すると大蛇の尾から立派な剣が現れた。その後、スソノオノミコトは助けだした娘と結婚し、ふたりは末永く幸せに暮らした。」
 
 

 さて話を戻そう。
 元マザコンだったが、下界に追放され、娘を助ける過程で見事に成長を遂げた英雄スサノオノミコトが女物の着物を着て、おたふくの面をつけて、たおやかに舞うのはどういう意味があるのだろう?
 
 
 男が女の着物を着ることに意味があるのかもしれない。
現代文明は父系社会であり、男性性の原理で動いている。
 

男性性は、分離・独立・細分化を象徴しており、それが良い形で働けば、お互いを尊重しつつも自律心に富んだ関係性が築ける。
ところがマイナスに働くと、違いに意義を見出してしまうので孤立・争い・自己主張が強くなり、シビアな戦争や競争社会を生み出してしまうわけだ。これは成長前のマザコンのスサノオの姿でもある。
 

 成長した男性性をもったスサノオが女の着物を身に着けるということは、男性性を内に秘めつつ女性性を前面に出すということだ。
 女性性の特徴は、愛・融合・受容、だ。
 つまり内側には自律・自立という強さを持ちながら、愛と共感をもって周囲を共存するという姿が見えてくる。

 

 これが進化の方向性なのだ。
 これまで人類は二度大きな進化を起こしている。
 

一度目は、森から大地に降り立ったことによって直立歩行が可能な身体構造への変化。
二度目は、用途を考えて道具を創るという脳機能の変化。今回はすべての機能の中心となる心・精神の質の進化だ。
 

ちなみに癌やさまざまな病気が回復するうえで心の持ち方は重要なファクターだ。
気持ちの持ち方ひとつで免疫の状態は大きく変わる。
 

 もちろんストレスフルな状況下で、気持ちを安定させてゆくにはそれなりのトレーニングが必要だ。
 けれど病気がきっかけで人生が好転することが多いのも事実だ。
 そう考えると、病気は心の使い方を学び、進化するための大きなチャンスでもある。
 

 そしておたふくだ。
 それはずばり、突然変異の象徴にほかならない。
 どういうことだろう?
 

2020年3月22日 
 
「おたふく うずら豆 良きことかな」の意味 3(ターニングポイント 6 完結編)につづく

 
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