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鹿島神宮 1 諏訪大社と縄文神

 
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脳科学と心理学に精通し、16年間で1万人以上の相談にのってきたシャーマン。「信じる力は、世界を変える」がモットー。自分自身を信じる力・愛を受け取る力を育てる方法、激動の時代を乗り切る極意を教えている。 著書「なぜ眠り姫は海で目覚めるのか? 超ネガティブ思考を解除する3つのメソッド
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先日鹿島神宮に行ってきた。
鹿島神宮は茨城県の鹿島灘に面した霞ヶ浦のほとりにあり、利根川を挟んだ対岸には香取神宮が建っている。鹿島神宮の御祭神は武甕槌神(タケミカツチノオオカミ)。武甕槌神といえば、天照御大神の命を受け、香取神宮の御祭神である経津主大神(フツヌシノオオカミ)とともに、出雲の大国主命に国譲りを迫った軍神だよね。
 

古事記では武甕槌神に恫喝された大国主命は国譲りを決意し、以後出雲大社に幽閉されることになる。ところが大国主命の息子の建御名方神(タケミナカタノカミ)は武甕槌神の申し出に納得できず、勝負を挑むものの大敗してしまう。武甕槌神は敗走する建御名方神を長野県の諏訪地方まで追い詰める。降参した建御名方神は以後諏訪大社の御祭神として祭られることになる。
 

武甕槌神の由来はざっとこんなストーリー。ようするに鹿島に祭られている神は軍神であり、剣の神なんだよね。武甕槌神と建御名方神の名前をおぼえておいてね。
 

じつはこの話には伏線がある。
 

今回同行してくれたのはMちゃんという素敵な女性なんだけど、その彼女が鹿島にゆく1ヵ月ほど前に一枚のコピーを持ってきた。
話を聞くと、別荘を買うためにあれこれ探していたんだけど、ようやく気に入った物件があったから視てほしいというんだよね。場所は長野の霧が峰の付近。
 
さっそく霊査をはじめると、不思議な光景が見えてきた。
縄文時代らしい大規模な集落や森と草原に囲まれた鏡のような湖面。鎌倉時代らしい服装の女性や石積みの城壁。
 

ん? なんで???
 

わたしのなかでは長野の霧が峰といえばペンションが立ち並ぶ観光地のイメージしかない。無知を白状するようで恥ずかしいんだけど、こんなところに古代の集落があったとは信じがたいというのが正直な感想なんだよね。ところがわたしの霊眼には鮮やかな縄文の風景が広がっている。霊眼にはしばしば人間としてのわたしの知識の枠をはるかに超えたものが映るのは経験済みなので、Mちゃんには見えたままをそのまま伝えた。
 

その数日後Mちゃんから連絡があった。
あれからいろいろ調べてみたところによると、霧が峰のそのあたり一帯は大規模な縄文の遺跡が発見されている場所で、中世までは華やかな祭祀も行われていたらしい。縄文時代から祭られてきたのがミシャグチ神とよぱれる土着の神で、その実態は樹、笹、石といった自然物に降りてくる精霊をさすという。
 

ここで諏訪大社の御祭神である建御名方神が登場する。
それまで平和だった諏訪地方に武甕槌神の軍勢に追われた建御名方神が侵入する。当然もとから諏訪地方に住んでいた先住民が黙っているわけがない。
 

室町初期に編纂された「諏訪大明神絵詞」によると、建御名方命が諏訪に侵入したときに、かれらを迎え撃ったのが洩矢神を長とする縄文系の先住民族。結局建御名方命が勝つんだけど、建御名方命は先住民の祭祀をとりいれ、うまくかれらと融合していったんじゃないかと思われるんだよね。
 

その証拠に諏訪大社の大祝という生神の位には建御名方命の子孫である諏訪氏が就いたけど、筆頭神官には洩矢神の子孫の守矢氏が就いた。その結果、諏訪大社の祭祀は縄文の神であるミシャグチ神を懐深く取り込んでゆくんだよね。
 

そんなわけで縄文の神ミシャグチが諏訪大社の神として機能していることに気づいたMちゃんは諏訪大社に深い縁を感じたらしくて、さっそく参拝に行ったんだよね。それがわたしたちが鹿島神宮に行く三日ほど前の話だった。さらに諏訪大社と鹿島神宮はレイラインの関係にある。

 
というわけで長くなりそうなので、続きはぼちぼち書いてゆきます。
 
2006年10月23日
 
    「鹿島神宮2 鹿島ー諏訪レイライン」に続く

 
レイライン・カテゴリの中の鹿島ー諏訪、出雲、そして縄文に関連のある記事をまとめてあります。
 
◆鹿島ー諏訪、そして縄文◆
★レイライン01&02
鹿島神宮 1 諏訪大社と縄文神 2006年10月23日
鹿島神宮 2 鹿島ー諏訪レイライン 2006年10月28日
 

★レイラインシリーズ1-8
レイライン1 鹿島神宮と縄文ライン1 2006年12月5日
レイライン2 鹿島と香取 2006年12月7日
レイライン3  パワースポットの謎1 大地の力 2006年12月17日
レイライン4 パワースポットの謎 2 縄文神の正体 2006年12月19日
レイライン 5 パワースポットの謎 3 余談だけど運気アップのコツ 2006年12月24日
レイライン 6 パワースポットの謎4 御祭神もいろいろ 2006年12月29日
レイライン7 出雲の御祭神 2007年1月24日
レイライン8  縄文ライン 2007年2月18日
プロメテウスの火 2007年2月6日
 

◆古代幻視シリーズ◆
古代幻視シリーズはレイライン・カテゴリに含まれますが、連載ものになっているので、上から順番に読んでいくと分かりやすいです。
シャーマニズムと裏付け調査 2007年1月27日
簡単古代史(記紀)入門  2007年1月28日
古代幻視 1  ニギハヤヒノミコト(饒速日尊) 2007年1月28日
古代幻視 2 滋賀県鏡山と伊勢遺跡 2007年1月31日
レイライン7 出雲の御祭神 2007年1月24日
古代幻視 3 神功皇后 2007年2月2日
古代幻視 神功皇后(2005年版) 2005年6月18日
プロメテウスの火 2007年2月6日
 

★白鳥澄江の著書

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脳科学と心理学に精通し、16年間で1万人以上の相談にのってきたシャーマン。「信じる力は、世界を変える」がモットー。自分自身を信じる力・愛を受け取る力を育てる方法、激動の時代を乗り切る極意を教えている。 著書「なぜ眠り姫は海で目覚めるのか? 超ネガティブ思考を解除する3つのメソッド
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Comment

  1. 波に乗るさかな より:

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    こんにちは。ふむふむ。続編待ってます。

  2. め☆赤いスポーツカー より:

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    (。。;)読んでいて とてもドキドキしました。私も続きを楽しみにしてます。レイラインですか。。

  3. やまめ より:

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    鹿島に大雨が降っています。水の洗礼を受けたのかな。

  4. am より:

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    こんにちは!夢日記をつけるというアドバイスをいただいて以来ずーとつけています!今月の初旬はじめて宮古島と池間島を訪れました。一言ではいい表せないくらい素敵な所でした。5年前に体調を崩してからは遠出をすることはなかったのですが、今年の6月以降、計画をしていないのに、急に伊豆に宮古島にと行くことになり、そして昨日、急に明日から諏訪に行く事になりました。医者も心配するのですが、不思議と移動中は身体が羽のように軽くなり自分でも驚いています。鹿島の話しを楽しみにしていたのですが、諏訪のことも書かれているのでとても参考になりました!続編を楽しみにしています!

  5. キョーコ より:

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    波に乗るさかなさん なかなか更新できないんですが、気長に待っていてくださいね~♪

  6. キョーコ より:

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    め☆赤いスポーツカー さん 鹿島と諏訪がレイラインだったなんて、わたしもびっくりしました。

  7. キョーコ より:

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    やまめさん ちょうどこれをアップした翌日でしたね。 船が座礁したりで大変でしたが、無事救助されてよかったです。 水の洗礼というのは納得ですね。

  8. キョーコ より:

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    amさん 宮古と池間にゆかれたんですね! 海も空も大地にもあふれるばかりのエネルギーが満ちた場所ですよね。 もう諏訪から帰られた頃かな。 なんだかシンクロしているみたいでおもしろいですね。

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