人が亡くなるときに起きる霊的現象~新盆によせて
お盆が過ぎても、まだまだ暑い日が続いているけど、お元気ですか。
今年は父の新盆で、8月前半は北海道に行ったり、母方の祖父の生まれ故郷である南相馬に行ったりバタバタしていたけど、14日にやっと東京に戻ってきました。
昨年11月に父が亡くなったのですが、亡くなる2か月ほど前にいちど危篤状態になりました。
病院からの電話を受けて、慌てて病室に駆けつけました。
父は私に気づくと目をあけました。
「お父さん」
声をかけると、父はちょっと苦しそうな顔をしました。
わたしは黙って目をとじました。
心眼に映る父の魂はわたしの魂の前で、深く頭を垂れていました。
どうか神の御元へつづく道を繋げて欲しい、という父の思いが伝わってきました。
父の魂はわたしが神と人を繋ぐシャーマンであることを知っていました。
わたしと父は人間としては親子でしたが、霊的にはわたしの魂は父の魂よりもはるかに霊格が高かったのです。
父の魂から深い敬いの想いが伝わってきました。
わたしは目をとじると、大いなる力を胸のなかに呼び入れて祈りました。
ともにあれ、と。
するとあふれるような光が降り注ぐ中、天から真っ白い光の道が下りてきました。
それを見た父の魂はただはらはらと涙を流すばかりです。
いつのまにか父の魂のまわりには亡くなった祖父母や叔父叔母たちが集まり、みな降り注ぐ光を浴びながら喜びの涙を流していました。
よかった。
これでいつ逝ってもだいじょうぶだ。
目をあけると、父は穏やかな表情でかすかに寝息を立てていました。
肉体の殻を抜けたあとの世界が深い喜びに満ちた世界であることを知って安心したのでしょう。
父が逝ったのはその2か月後の11月の終わりでした。
享年91歳。
樺太(サハリン)で生まれ、戦争中を樺太(サハリン)で過ごし、1945年8月9日のソ連の樺太(サハリン)侵攻の地獄を生き抜き、激動の人生を生きた人でした。
神とひとを繋ぐシャーマンとして、亡くなる直前の方のご家族の依頼を受けて祈ることがよくあります。
また亡くなったご家族の供養のために呼ばれることもあります。
けれど自分の身内のために、天へつづく道を繋げる祈りをしたのはこれが初めてでした。
その後は葬儀やらなにやらで事務作業に追われていましたが、やっと納骨も済んで一段落です。
おりしも納骨はソ連の樺太(サハリン)侵攻の日。
これもまためぐり合わせなのでしょう。
ウクライナ戦争が始まってから日本人の樺太(サハリン)渡航は事実上禁止されているようです。
もしも機会があれば父の過ごした樺太(サハリン)をこの目で見てみたかったなと思います。
2023年8月17日
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