弁天・神示の意味
8/28付けの「北海道から沖縄 霊的ネットワーク」で書いた弁天さんの神示について、何人かの方から質問メールをいただきました。
というわけで、今回は神示の意味についてのお話です。
わたしがこの神示を受け取ったのはもう3年以上前になる。
ちょうど宮古島から戻ってきて一ヶ月ほどたった2月の満月の夜だった。
深夜祈っていると、北の弁天さんが現れた。次の瞬間、光とともに神示が降りた。
「北から南へ水を流せ」
神々からの神示というのは光ファイバーに似ている。
一瞬の光のように胸の中にはいってくるひと言の中に膨大な情報がはいっているんだよね。
ここからどのぐらいの情報を引き出せるかが、言ってみればシャーマンの腕の見せどころなんだよね(笑)。
神事はとどこおりなく行われ、水に関するベースの部分は整った。でもそれだけじゃだめなんだよね。三次元で現実を動かしてゆく必要があるんだよね。
水っていうのは、お金や物の流れや音楽やコミュニケーションを表すよね。つまり水は三次元的にいえば流通の象徴なんだよね。弁天さんって、音楽・技芸・商売の神様として祭られているぐらいだからね(笑)。
じゃあ北から南へ水を流せっていうのは、現実の世界にあてはめたらどういう意味なのか?
世の中を眺めてみると、あいかわらず都市への一極集中と地方の空洞化が進んでいるよね。さらに多くの企業はコスト削減のために海外に工場を移転しているよね。これによって、ますます国内の空洞化が進むっていう図式になっている。
日本列島をひとりの人間の体にたとえたらどうだろう?
心臓ばかりに血液が集中して、末端の血管なんて、血流が止まって壊死を起こしかけているんじゃないかと思うぐらいバランスが悪いよね。これで病気にならないほうがおかしい。
これがそのまま今の日本の姿なんだよね。
北から南、北海道から沖縄まで豊かな水を流すことによって、壊死を起こしかけていたり、流れが滞っていた血管がよみがえる。それが全体としての日本の蘇生に繋がるんだよね。
じゃあ具体的にどうすればいいのか?
それはさっき水は流通の象徴だと書いたよね。
つまりいまの一極集中化ではなく、それぞれの地域の特色を生かして、地域の再生を図ることなんだよね。さらに隣り合った地域、あるいは遠く離れた地域同士が直接関係を深めてゆくこと。町興し事業や企業間のつながり、あるいは個人的な人と人の交流。そうしたところからモノやお金、人の流れを作ることが再生につながる。
たとえば沖縄は国内では昆布の最大の消費地で、昆布を使った料理が多いよね。もともと昆布は宮城県以北の冷たい海じゃないと採れない。ところが室町時代になって造船技術が発達すると、北海道の昆布は全国に広がっていったんだよね。昆布を大量に積んだ船は、北海道の江差、松前、函館から福井の敦賀や若狭に向かう。ここから陸路で京都に運んだんだよね。いっぽう若狭からさらに日本海を通って、下関から瀬戸内海に入り、大阪にはいった船も多かったらしい。
沖縄の昆布の話に戻ると、堺に入港していた昆布船がたまたま沖縄から来ていた砂糖船と積荷を交換したのが始まりなんだって。これは昆布の話だけど、モノもお金も人も同じなんだと思う。
いっけんまったく接点のない地域の相関関係をみていくと、意外な共通点があったりするんだよね。これはマッピングという方法なんだけど、こうした正反対のものの中に共通点を見つけて、双方を生かす方法を考えることが鍵になる。
流通だけではなく個人的な人と人のつながりや異文化だと感じるものに触れることが、日本の中で大きな水の流れを作ることになるんだよね。
さらに南北問題ってあるよね。あれは先進国と発展途上国の格差が大きな要因だよね。水をお金やモノと考えるなら、神示は先進国から途上国へのお金の流れを意味するんだよね。もちろんお金だけじゃなく、技術を教えるなどの人的交流が大切なのは言うまでもないよね。
これが「北から南へ水を流せ」という神示の本当の意味なんだよね。
わたしたちは環境問題や戦争などさまざまな問題を抱えているけど、新しい時代を生きのびるために必要な道はすでに示されている。
どこまで状況を変えられるかは、わたしたちひとりひとりの生き方にかかっているんだよね。
2005年9月2日
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Comment
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こんばんは。シャーマニズムですか。 素晴らしいですね~。 中国南部から四川の山奥~東北部~シベリア~アメリカ先住民へと続く壮大な系譜ですね。 中国では水はお金そのものとして、雨水さえ立派な瓶で蓄えます。北から南、キョーコさんも、寄付してね。
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U-1さん こんばんは。 その系譜の流れをみて、鈴木光司氏の「楽園」を思い出してしまいました。 ちょうど地球規模で激動の時代の真っ只中ですよね。彼らの末裔が、いま生きているわたしたち現代人なんだと思えば、勇気がわいてきます♪ 中国は事情を知れば知るほど、胸が痛くなります。自分にできることから始めたいと思います。
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こんにちは。貴重なお話ありがとうございます。 日本を人体にたとえると、血流の悪くなっている末端がある・・という話に深く納得させられました。 「水を流す」を意識して、旅先での自然や産物や人との出会いも意識して生きていきたいです。
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Bettyさん こんばんは。 そうですね。旅先でのひとや自然との出会いを大切にしていったら、そこからもっとワクワクが広がるかもしれないですね♪
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キョーコさんお久しぶりです(^o^) 私は今年の始め頃、「全てを水で流す」と(たぶん守護霊さんから)言われました。 なんだか似てるのでコメントしましたが、この数年はずっと 「水」がキーワードだなぁと思ってます。 血流の話もうなずけます。
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えぬさん こんばんは。おひさしぶりです♪ そうでしたか。 水がキーワードっていうのは納得ですね。 命の水というぐらいで、生き物にとって、水が生きるベースになるからかもしれないですね。