落としてしまった魂を見つけて、自分自身を取り戻した女性の話
個人セッションを受けに来てくれた彼女にはじめて会ったときのことです。
彼女の名前はスノーホワイト(仮名)。
とても聡明な女性です。
わたしはどこまでも透明で澄み切った気をもつ白龍が彼女を守っていることにすぐに気がつきました。
けれど肝心の彼女の中心が空っぽなんです。
「どこかに魂を落として来た?」
わたしはさっそく彼女の魂を招魂してみました。
ふつうは招魂すると、目の前にそのひとの魂が現れるんですが、彼女の魂からはなんの応えもありません。
やはりどこかに魂を落としてきたのでしょう。
魂を落とすなんてあるの?と思うかもしれませんが、あるんですよ。
この表現が正しいかどうかは検討の余地はありますが、通常、魂はわたしたちの肉体と強いつながりをもっていて、わたしたちの生き生きとした喜怒哀楽や肉体そのものを生かす働きをしています。
ところがときどき、魂と肉体の繋がりが弱くなっている人がいます。
そういう人を霊査すると、魂の存在感がとても弱いんですよ。
この状態をわたしたちシャーマンは「魂を落とした」と呼びます。
彼女は魂をどこかに落としてしまったため、これまでずっと彼女の守り神である白龍が彼女の魂の代わりをつとめてきました。そのせいか彼女は聡明な反面、自分というものを感じづらく、これまでずっと生きづらさをかかえてきました。
今回のセションではシャーマンの得意技「魂を取り戻す」という技術を使って、無事に彼女の魂を見つけて、身体の中に戻ってもらうことができました。
というわけで、セッション後にスノーホワイト様からいただいたメールを紹介します。
空虚感を抱えている方のなかには彼女のように魂をどこかに落としてきてしまったケースもあります。
生きづらさを抱えていたり、自分を感じられない方にとっては、きっとヒントになると思うので、スノーホワイト様の許可をいただいたうえで掲載させていただきました。
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◆スノーホワイト様からいただいたメール
澄江さんにセッションしていただきました翌日のことです。
朝起きた瞬間、いつもと違ってその日は胸がふわ〜とあたたかく、幸福感そのものに包まれていました。
(いつもは不機嫌な寝起きで、自分の現実に向かうことに顔をしかめながら起きるのが常でしたが)
こんな幸せな寝起きの体験は全く初めてでしたのでびっくりしました。
同じ朝は残念ながら続きませんが、想像すらできなかったことを体験したことで、それがいつか当たり前になりますように…と思えるようになりました。
セッションの瞬間を思い出しますと、今もその度に、胸の辺りがあたたかくなります(^^)
私にとって、一生に関わる貴重で稀有な体験となりました。本当に心より感謝申し上げます! ありがとうございましたm(_ _)m
(恐れ入りますが、澄江さんと呼んでくださいと仰って頂きましたので、今回そのようにお呼びさせて頂いています…^ ^)
そもそもは・・・
6月末の演奏会に向けて、なぜかこれまでにないほどの緊張を感じて耐え切れずに、お願いした次第でしたが、
澄江さんに魂の状態を観察して頂いたところ、私は心をどこかに置き忘れてきており、代わりに白龍がその留守を守っている…と教えて頂きました。
ご指摘頂きました状況は、まさに私の感じていたことにぴったりでした。
胸が空っぽ…自分が何を感じてるか分からず、加えて、他の人にはなかなか理解してもらえないような高い⁈視点でつい見てしまう傾向があり、それをそのまま話しますと人から嫌な表情や怪訝な顔をされ嫌われてしまう頻度が高いのでした。
心の中では、それが私がキャッチしていることなんだけどなぁ・・・と思いつつ、自分の振る舞い故のこと、反省することになり、いつも後悔の思いを引き摺っています。
そして、真の私の感覚、感情は捉えられていないことにぼんやりと気づけているものの、分からない自分をどう理解したらいいか途方にくれまして、親はおろか誰にも相談できずでした。
これが自分自身が幼少からずっと苦しんでいたことであったと理解することができました。
体験してることは「自分ごと」のはずなのに、ともすると私の観察は、自分と他人を隔ててしまう、自分自身すらも突き放したかのような話し方になり・・・他人からすると調子っ外れな印象を与えてしまい、びっくりされてしまうことが多いのでした。
これって、他の人にしてみれば、そうなって当然のことです。
改善したくとも、咄嗟に実感できているものがないので、心の中では戸惑ったまま何とか言葉を取り繕って(出てくる言葉は無意識に高い視点だったりする)その場を凌いで生きていた面があります。
こんな変な感じで人と交わりますと疲れますし、人に嫌われないようせめて役に立たとうと一生懸命なにかできることを見つけては、無理にでも奉仕してしまう、それを頑張るしかないと思い、生きていました。
澄江さんのセッションで心を取り戻させて頂いた後は、おかげさまで以前に比べ、自分への気付きのスピードが早くなっています。
最近では理不尽な状況に怒っている自分、
人や物事の理解について、自分と他人との違いに強くこだわってしまう自分に気付くことが出来まして、
あゝ私は怒りを感じてるんだ・・・
また、理解出来ないことにこだわってしまう自分がいる…もういい加減手放さなければ…
などと思うようになりました。
高い視点は、ふと前面に出てきてしまうとことは、やはりありまして、苦戦はしていますが、なるべく自分の肌感覚を大事にしようと気をつけています。
一方、楽器演奏においては、表現を探っていく時間がこれまでより短かくなるなど、思いを音に載せやすくなりました。とはいえ、テクニック不足が気になりだしまして、思うように表現できるよう身体の使い方やテクニックを身につけることが課題となりました。
当初のテーマであった6月末の演奏会については、お陰様で本番は思ったほど緊張に囚われることはなく、表現したいことが充分に披露出来まして、聴いてくれた友人達にも喜んで頂けました。
また別話題で恐縮ですが、今従事する仕事について。
ずっと辞めたい・・・と思いつつヒィヒィ言いながら必死に続けていたのでしたが・・・
ここへ来て恥ずかしながら、業務で求められている内容は、私にとっては最も苦手な内容だと認識しました。確かな理解と正確な判断力、論理的であることが求められます。
(まぁ会社の仕事はそういうものではあるものの・・・)
毎日をどことなくぼんやりしていたことも気付きまして、求められている本質を捉えきれないでいたようです。(←ここもまだ他人事みたいな書き方してます。
ずっと自分に自信が持てず、日々不安に陥りっぱなしで勤務が苦しかったのは、ここを踏まえられていなかったからだったと思います。
実はここ数年、体調不良を繰り返していました。
てっきり更年期の影響と思っていたのですが、
これは身体からの「もう無理…」というサインだったかもしれない…と考えるに至り、職探しも試みましたが…上手くいきませんでした。
あれこれ悩みましたけれども、長く勤める中で、大きなミスがある訳でもなく、所属チームはまるで家族のようであり、素晴らしいメンバーに恵まれており、ありがたい環境にいるのに、去ることばかり考えている自分はどうなのかな?と思うに至りました。
自分の克服課題と前向きに捉えて、もう少し次の段階がくるまで頑張ってみようと思っています。これも大きな変化です。
一方的に自分のことばかり、ここまで書いてきてしまいまして…申し訳ございません。
ただただ、澄江さんのおかげで、こんなにも変化を感じたということを報告したいと思いましたら、こんな風に長くなってしまいました。
貴重なお時間を割かせてしまい申し訳ございません。
まだ、母のことなど、課題をいくつも抱えておりますが、ひとまず自力で乗り越えられることについて、一つずつ丁寧に自分自身での解決を試みていこうと思っています。
(正直、自信は…全くありませんが)
澄江さんのあたたかさ…を体験させて頂いたこと、心を取り戻させて頂いたことが、
とても…途轍もなく大きいことだった!!ということを、稚拙な文章で、また遅ればせながらではありますが、ここで報告させて頂きます。
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スノーホワイト様のメールはここまでです。
客観的な視点を持つひとはその視座の高さゆえにリアルな感情を感じにくく、生きづらさを感じやすいのは事実です。けれどそれは強みでもあるんです。このようなタイプは高い視座をもったまま、自分の内側からあふれる生の感情を感じられるようになれば鬼に金棒です。
もし生きづらさを感じていたり、道に迷ている人はぜひ相談してくださいね。
ふつうのカウンセリングやコーチングではなく、シャーマンならではの視点で力になれると思います。
2024年8月8日
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