2025年7月5日の予言とバタフライエフェクト
こんにちは。
今年にはいってから、「巷でにぎわっている2025年7月5日の予言についてどう思いますか？」というお問い合わせがめちゃめちゃ多い。
これまでもおりに触れて書いているけど、うちの読者さんはスピリチュアルや予言、社会情勢に関心のある方も多いので、あらためて今年最大の予言についてシャーマンの見地からの意見と考察を書きました。
2025年7月5日の滅亡予言とは
そもそも2025年7月5日の予言を知らない方もいるので、ざっと説明するね。
まずは漫画家のたつき諒さん。
この方は東日本大震災が起きる予知夢を見たことでめちゃくちゃ有名になった漫画家さんで、今回のブームの火付け役になったともいえる存在。彼女の著書『私が見た未来』が話題になったのをきっかけに多くの予言者？が2025年7月5日大災害説を唱えるようになった。
その彼女が2022年2月5日に見た予知夢が、2025年7月5日にフィリピン沖の海底がボコンと隆起した結果、東日本大震災をはるかに上回る大津波が起きて、日本の西半分は大きな被害を受けるというもの。彼女の夢で面白いのは、真っ白な雄と雌の二匹の龍が真っ青な海に頭から潜って何かを捕りに行く、という描写。
次は奇跡のりんごで有名になった木村秋則さん。
いわく「2025年にたいへんなことが起きる」と宇宙人から教えてもらった。
さらに理論物理学者だけどかなりスピリチュアルな感性をもった保江邦夫さん。
この方は2025年7月5日について、最初のころはフィリピン海に隕石が落ちると言っていたけど、最近はフィリピン海の海底に設置された軍事？装置が小惑星を地球に誘導して大津波を起こす予定だったけど、トランプ大統領が就任したことによってその計画はなくなった、という具合に話がどんどん変わっていくのが特徴。いまはどこなのかは、興味のあるひとは検索してみるといいです。
それからブンジュ村の村長さん。
かれは2025年7月5日を境に日本が大きく変わるというもの。
最後はホピ族。
「青い星の落下が地球の終焉をもたらす」というやつで、明確に2025年という年号が伝わってきたわけではないけど、かれら的には「いま、2025年」がそのときだと思っているらしい。
これ以外にも多くのひとが地震や津波の夢を見ているという話も聞く。
一部界隈の予言かというとそうでもなくて、2025年7月5日はちょっとしたブームになりつつある。
13年ごとに起きる滅亡予言ブーム？
さて2025年7月5日予言の概要はざっとつかめただろうか？
面白いことに滅亡予言ブームには周期がある。
それもぴったり13年。
過去の大きなブームは1999年のノストラダムスの大予言、2012年のマヤ歴による人類滅亡説、そして今回の2025年の7月5日の一連の滅亡予言だ。ノストラダムスの大予言は「1999年7の月に恐怖の大王が降ってくる」というやつで、「どうせ滅亡するなら勉強しても意味ないじゃん」とアニメの中でちびまるこちゃんに言わせるぐらい、ある意味社会現象にもなった。
2012年のマヤ歴人類滅亡説は、ざっくり解説すると2012年12月21日～23日にマヤ歴が区切りを迎えることから人類滅亡説が始まったもので、当時のスピリチュアル界では2012年12月に人類はアセンションしてすべての問題は跡形もなく消えるという説が流行って、本気で信じていた人もいた。
年が明けて2013年になっても人類は滅亡しなかったし、アセンションもしなかった。
それによって精神的ダメージを受けた人が水面下では何人もいた。
かれらは本気で信じていたことが起きなかったことで、自我の崩壊に近い状態になったんだよね。わたしの知り合いにもそんな状態になった人がいて、彼女はしばらく立ち直れなかった。もちろん信じたのは彼女の選択だけど、それでもこうしたブームは罪が深いなあと感じた。
そして今年は2025年。
7月5日まであと3か月だ。
みなさまは今回の13年ごとに来る滅亡予言をどう受け取っている？
シャーマンのわたしが見た未来と2025年滅亡予言がはずれる理由
結論からいうと、上記のような壊滅的な大津波は起きないし、人類は滅亡しない。
2025年の年明けの神示では以下のように降りてきた。
↓↓↓
戦争は３月と９月が危険水域。
世界的には戦いの多い年となる。
戦いは苛烈を極めるが、日本は最終的には勝つ。
地震などの天災は６，７，８，９月
単発の大地震は起きたとしても、東日本大震災を超えるレベルのものは起きない、というのがシャーマンとしての私の読み。的中率は過去記事を参考にしてほしい。
実際、いま現在、大量の日本人が死ぬ未来を感じないというのもあるし、過去にわたしが受け取った神示もその根拠になっている。
１）2021年6月24日～11月18日までの期間、地球が一時的に次元移動したことによって、今後1000年にわたる人類滅亡クラスの巨大隕石の衝突を回避した。次元移動していた期間だけではなく、今後1000年にわたる未来もふくめて隕石衝突を回避できたのは次元移動した空間がふつうの時間軸ではないからだ。世界線が変わったと考えてもらえばいい。
２）2022年1月、クニトコタチ（金龍）の目覚め
３）2024年6月、日本の霊的中心が1億の日本人ひとりひとりの魂に宿り、「明けて1000年」という神示が降りてきた。
４）2029年以降の日本の未来や自分自身の未来が見えるし、感じる。
５）2011年頃に視た日本の未来の映像。
未来の日本は８つの都市の連合制という形をとっていて、トップは女性である都市が多い。花畑の中にエネルギーシステム（フリーエネルギー？ 火山などの地殻関連？）があって、オムロンのＳＩＮＩＣ理論でいうところの自然と共存する社会に見える。少子化を考慮すると、いまから30年後くらいの日本の姿かもしれない。
たつき諒さんが見た予知夢の中で白龍が海に潜るシーンがあるけど、それは破局を回避した象徴じゃないだろうか。
彼女がその夢を見たのは2022年2月5日で、地球が隕石回避で次元移動していた期間が2021年6～11月なので、彼女が霊夢を見るより前に隕石衝突の未来は消えている。
また彼女の霊夢の中で大津波が起きるシーンがあるけど、それは霊的な大津波、つまり霊的なエネルギーが地球に満ちていく象徴だろう。なぜなら2024年日本の霊的中心が日本人ひとりひとりの中に宿り、2025年グランドラインと呼ばれる霊的仕組みが広がり、霊的な水が日本だけではなく、地球全体に満ちていったからだ。
隕石回避から霊的な水が満ちていくという一連の流れを霊夢という形で受け取ったのは、たつき諒さんの純粋さゆえだろう。
これは決して恐怖の予言ではない。
滅亡予言ブームの正体
ここまで滅亡予言が外れる根拠と私の見解を書いてきた。
ところでなぜ日本では一定間隔で滅亡予言が流行るんだろう？
じつは滅亡予言の根底にあるのは、破壊願望だ。
もちろん顕在意識ではこの世界が破壊されることを望んでいるひとはそう多くはない。
でもね、心の奥底では自分たちを取り巻く状況の息苦しさや展望の開けない未来を破壊したいと願っているひとは想像以上に多い。
正確にいうと、状況を変えたいと心の底では渇望しているにもかかわらず、自分には何の力もない、社会を変えるなんて無理、ずっと我慢して生きていくしかないというあきらめとも虚しさともつかない思いを抱えている。
でもひとはずっと我慢したままでは生きられない。
だから無意識レベルでは、自分を押さえつけるものや常識やすべてのものを破壊して自由になりたいという欲求が膨れ上がっていく。たちが悪いことに、破壊願望は無意識の深いところにある欲求だから、自分ではなかなか気がつかない。
それが滅亡予言が流行る理由だ。
戦後、敗戦国として米国のマインドコントロールまがいの統制を受けて、精神的に抑圧されつづけた日本人はずっとそうした思いを抱えて生きてきた。
でも本当に壊したいのは社会ではなく、心の奥にある「自分自身の殻」だと思うよ。
じつはわたし自身、十代のころに同じように思っていた。
当時のわたしは重い病気で未来になにひとつ希望がなかったし、両親も喧嘩ばかりしていてどこにも居場所がなかった。
「いま」にも、「未来」にも希望がない。
生きるのが苦しかった。
その当時描いていた絵はダークトーンだったし、世界が終わる物語ばかり書いていた。
そんな自分の在り方に気づいて、行動を変えたのが19歳のとき。
自分で作ってしまった自分の殻を破る。
他人任せにしていないで、どんな状況だろうと自分の人生は自分が決める。
そう決めてからいろんなことが変わってきたのを懐かしく思い出す。
バタフライ・エフェクト
いまは時代の大転換期だ。
もしもあなたがほんの少しでも滅亡予言が気になるなら、それはチャンスだ。
あなたの心の奥底では、自分の殻を破りたい本能がうずうずしているかもしれない。
自分自身の心の奥をそーっと覗いてみて。
常識とか、決まりとか、他人の目とか、もううんざりと思ってないだろうか？
自分たちだけ好き放題している政治に嫌気がさしていないだろうか？
ささやかでいいから、もっと気楽に自分らしい選択をしたいと思っていないだろうか？
もしひとつでも当てはまるなら、今日から自分の殻を破ってみよう。
最初はうんとちいさなことでいい。
ふだんブレーキをかけたり、ためらう選択をしてみよう。
レストランで、いつもは家族やまわりのひとに合わせて「じゃわたしも」と言うところを、「わたしはコーヒー」と言ってみよう。
ほんのちいさな一歩だけど、すべてはそこから始まる。
あなたが選んだちいさな一歩は家族やまわりのひとを巻き込み、やがてこの世界を変える。
蝶の羽ばたきがやがて台風の風を巻き起こすように。
すべてはあなたから始まる。
なぜなら、あなたこそがあなたの世界の中心だから。
(了)
2025年4月3日
【ブログ内参考記事】
・シャーマンの戯言 異次元空間移動中 2021年6月30日
・地球の帰還～新時代の始まり 2021年11月19日
・2022年神示 2022年1月3日
・夏至神事２０２４と龍の心臓 2024年6月25日
・動画「祈れる人になる！ 魂学と神レッスン」はシャーマン流-脱皮と再生の実践塾アロンの杖の会員登録をすると視聴できます。
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Comment
キョーコ様
こんにちは。今回のブログで改めて元気と勇気をいただきました。ありがとうございます。同様な思いの方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
13年周期‥‥。1986年はハレー彗星が接近することで騒いでいましたね。1973年あたりは小松左京の日本沈没が現実に起こるのではと皆、不安になっていたようです。人の不安思考は定期的に起こるんだなと思いました。調べてみると面白い。
さて、東京は桜も満開となりましたので花を愛で自分を愛で足の赴くまま春を探しに行こうと思います。
キョーコさんも素敵な春をお過ごしください♪