生きる
ときどき人間はなんて切ない生き物なのだろうと思うことがある。
誰もがささやかな、ごく普通の愛が欲しいと願っているだけなのに、どこかでボタンを掛け違う。
親子も夫婦も別々の宇宙を持った独立した魂である以上、どんなに愛しあっていても、本当にわかり合えることなどない。
人間は本質的に孤独な生き物だ。
それでも
ひとがひとを愛すのはなぜだろう?
それは
命そのものだからだ。
70億もの人間が住むこの星で、自分が生きているときに出会える人間はほんのひと握りだ。
その中で、親と子として出会い、あるいは夫婦として生きようと同じ時間を過ごす。
心から愛し、深くかかわりあえる人間なんて本当に数えるほどしかいない。
それは奇跡。
どんなに心の底から愛しいと思っても、人生はわずか100年程度。
星の一生にくらべたら一瞬の閃光に過ぎない。
だからこそ、目の前の命が愛しい。
だからこそ、ただ祈る。
ただその命の喜びを全うできますように。
ただ共に在ることができますように、と。
自分の力などささやかなものでしかないけれど、それでも生きよう。
大地を耕し、
野菜を作り、
大切なひとたちの笑顔を見ることを励みにして、
しっかりと立って、
ただ生きようと思う。
2015年8月10日
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