無意識と意識 2不測の事態
お待たせしました。「無意識と意識」シリーズ第二弾です。誕生日が入ったので、お届けがちょっと遅くなりました。
無意識と意識 2~不測の事態
というわけで、まさに今日のわたしが不測の事態のまっただなかだ。
書きはじめた当初はちゃらっと書いて終わるはずだったのに、柄携でちまちま書くのは予想以上に手間がかかっていっこうに終わらない。
感じていること、考えていることをできるだけ伝わるように書こうとするとやたら時間がかかる。当初の予定をだいぶオーバーしている。無意識プログラムの範囲でだらだら書こうと思っていたのに、文章構成をちょっと考えないと書けないという不測の事態に直面したわけだ。
こうなると無意識プログラムの中のいくつかのパーツが騒ぎ出す。
① やらなきゃならない仕事もあるんだから趣味で記事を書いてる場合じゃないじゃん
② できるかぎり正確に表現したい
③ 続きを楽しみにしてくれている友人の期待に応えたい
④ 趣味だけど、書いてておもしろいから書き終えたい
ざっと上記①②③④のパーツが混乱状態で自己主張を始めたわけだ。
人間の無意識プログラムは膨大な数の専門家の集まりだ。それぞれが優秀なプロフェッショナルであるだけに意見の対立が始まると始末に悪い。この混乱を収集して、状況を打開するには顕在意識のリーダーシップが必要になってくる。
リーダーシップとは方向性を示して、無意識プログラムに決定事項を命令することだ。すなわち、「読んで面白い記事を書き上げろ」と、無意識プログラムに指示するだけでいいのだ。この決定事項を受けて、無意識プログラムは能力を総動員して記事を書き始める。
これが全体を統括する顕在意識(意志)の働きの重要な役割だ。無意識プログラム中の専門家たちはその道のプロフェッショナルだけど、裏を返すと専門バカで融通がきかないため、突発的なアクシデントに弱い。病気やトラブルなど、無意識プログラムのパターンが通用しない事態に陥るとお手上げになる。この状況を打開するには顕在意識が目標設定をしてリーダーシップを発揮することが鍵になる。
ちなみにわたしがこれまで生きてきていちばんしんどかったのが中学生のときだった。その時の私を救ったのは、親や友人じゃなかった。 顕在意識の目標設定が私を救った。
そのときの目標設定はこれ。
「死ぬときは、生まれてきてよかったと心から笑って死ぬ」
一生というスパンだから、これ以上強力な目標設定はない(笑)。
わたしの無意識プログラムは見事に働いてくれた。
当時、絶望してナイフで手首を切ろうとトライしたんだけど、何度トライしても左手首の1ミリ手前で右手に持ったナイフの動きがピタッと止まってしまうのだ。
で、あきらめた。
とりあえず生きよう。
じゃ、笑って死ぬためにはなにから始めたらいい?
という自分自身への問いから始まり、無意識下のシステムが動きだした。
というわけで、次回に続きます。
(つづく)
無意識と意識 1わたしたちは無意識プログラムに支配されてる?
無意識と意識 2不測の事態
無意識と意識 3無意識プログラムとフェルデンクライスメソッド
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