混乱時の心の持ち方
コロナウイルスの拡大を抑えるという目的で、大型イベント開催の自粛が始まった。国を挙げての大きな動きは東日本大震災のときの計画停電以来じゃないかな。
コロナショックが始まってまもなく店頭からマスクやアルコールが消えた。さらに中国の工場が止まったことで、部品の供給が止まり、国内のメーカーの間で、じわじわと深刻な影響が出始めている。
中国の一極集中のツケが回ってきた感じだ。コロナウイルスの致死率はいまのところ高くないけど、下手をすれば日本経済の息の根を止めるかもしれない。
そういう意味で、致死率が高い(￣∇￣)
みなさま、気をつけて。
こんな状況なので、個人の生活にもじわじわと影響が広がっているよね。
私も時差出勤を始めた夫の送迎で毎朝運転するようになった。
でも、いいこともある。
毎朝夫を会社に送り届けた帰りに、田無神社に寄る楽しみが増えたこと。田無神社はご近所さんなんだけど、毎日忙しいとなかなかゆっくり参拝できなかったりするんだよね。
早朝の神社は誰もいないし、気持ちがいい。
今朝も手を合わせていると、祝福のエネルギーが体中に流れてきた。
一極集中、経済優先、効率優先、etc.
世界の潮流はどこに向かっているのだろう？
生きものが生きようとする力の根底に在るのは「我欲」と呼ばれる「モノ由来」のエネルギーだ。
私たち人間も例外じゃない。
私たちの身体に刻み込まれた我欲こそが、私たちの生命を維持し、人類をここまで繁栄させてきたのだ。それはときには、資本主義や共産主義という名目で世界を牽引してきた。
だから私は我欲を否定しない。
私自身もまた、内なる我欲とともに生きてきた人間のひとりだから。
でも早朝の境内で日差しを感じていると、ふと思うんだよね。
ほんの少しだけ愛やユーモア、思いやりや暖かさと共にいてもいいんじゃないか。
誰もが痛みを感じて生きているのなら、それをほんの少しずつ分かち合ってもいいんじゃないか。
祝福。
祈っているときに感じた力。
もしも不安になったり、道に迷ったら思い出して欲しい。
私たちは、どんなときでも、この世界から祝福されているのだということを。
2020年2月27日
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