早春の白神山地と縄文ライン
こんにちは。GW真っただ中ですが、いかがお過ごしですか? わたしは今年はフェルデンクライストレーニングコースを卒業してはじめてのGWということで、ひさしぶりに5月の岩手を満喫しています。
今回は岩手八幡平を拠点に白神山地に行ってきた。ご存知のとおり白神山地は青森県から秋田県にかけて総面積13万ヘクタールにも及ぶブナの原生林だ。個人的には趣味でパンやピザを作るときに使うこだま酵母の産地でもあるのでいつか歩いてみたかったんだよね。
GWの白神山地はまだ入山規制をしていて、駐車場から15分ほど歩いたところまでしか入ることはできなかったけど、北東北の山にも春の気配が感じられた。白神山地が世界有数のブナの森に育ったのは豊かな雪解け水をブナの根っこが保水して、それがまたブナの森を育てるという循環の結果かもしれないなあ。
いつも作るピザ生地はこの森で生まれた野生の酵母のおかげだと思うと景色を観る目も違ってくる。酵母もいろいろ個性があって、この白神こだま酵母は優しく扱ってあげないと美味しくできない(笑)。
せっかく来たので雪の中を散策して、湧き水で珈琲を入れて飲んで白神山地をあとにした。人間が足を踏み入れない土地は野生の生き物の宝庫。とりわけブナの実が大好物のツキノワグマには楽園だろう。
帰り道、弘前市街の高台を歩いていると、ふと夕暮れに黒く浮かびあがった岩木山のシルエットを発見。岩木山は単独峰だけに、本当に美しい。北東北の縄文人が岩木山を聖なる山だと信じた気持ちがよくわかる。
岩手山~八幡平~白神山地~岩木山。
いつも思うんだけど、北東北の大地は縄文のエネルギーが満ち溢れている。 うまく言葉にできないんだけど、生きるということに関してシンプルで有無を言わせぬ力強さがあるんだよね。
2017年の5月はいろんなことが動く。
もし翻弄されて苦しくなったり、答えがわからなくなったら、シンプルな生命力を感じる旅にでてみるものおすすめだよ。
2017年5月6日
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