始まりの気配
３１１の震災以降、ずっと感じていた事がある。
その感覚がここ数日、さらに強くなってきた。
夏の間は被曝ヒーリングと祈りの被曝ヒーリング勉強会の講師をする傍ら、プライベートでは半ば自給自足ができる地方拠点を作ったり、何が起きてもブレない心身を作るために鍛錬にいそしみつつ日々を過ごしていた。
この秋以降、いろんな意味で世の中は騒がしくなるだろうな。
富士山も不穏な動きをしているし、太平洋側のプレートも痙攣をおこしそうな気配を見せているし、世界同時株安も加速しそうだし、福島第一原子力発電所の事故はまったく終息のめどが立たない。
常識がひっくり返るような時代の流れの中では、タイミングを読み、的確に直観を働かせること、そして祈りの心を持つことが大切な人を守るカギになる。
いわゆる直感と呼ばれるものは面白いことに段階があるんだよね。
たとえば「ワクワクする」とか「快不快」といった感覚はじつは表面的な感覚に過ぎない。
どちらかっていうと、人生の刺激や甘い誘惑に近い部分がある。
あるいは夏休みの宿題を後回しにするのに似ているかもしれない。
ちょっと厳しい言い方をしてしまうと、この段階の感覚はその人が本来の自分を生かすためにほんとうは取り組む必要がある大きなテーマと対峙するのを避けるために湧き上がってくることさえある。
試験の直前になると漫画が読みたくなるようなもんかな。
本物の直観は正確度が高く、そのひとと周囲のひとの人生をより良いものに導くように働く。
それを捕まえられるかどうかは、ノイズ、つまり表面的な喜怒哀楽はもちろん、エゴや欲望をどのくらいコントロールできるかにかかっている。いまのように状況が混乱して、先行き不透明なときは特にこの見極めが重要になる。
長期的なスパンで働く正確な直観を育てる基本は自分自身の心の動きを知ることに尽きる。自分と向き合う方法にはフォーカシングや内観・座禅などさまざまな方法があるのでぜひ取り組むのをおすすめ。地味だけど自分と向き合うことがじつは最大の近道だったりするんだよね。
具体的に私が提供できるのは「祈りの被曝ヒーリング勉強会」と9月3日から始まるＣＥＬ講座のふたつ。
正直にいえば2012年の3月までに教えられるかぎりのシャーマニックなヒーリングや祈り、セルフケアの方法・クリエイティブな力を育てる方法を伝えたいと思っている。９月からプラクテショナー、マスターと学んで３月にとりあえず一期目は修了予定。
なぜこの時期なのかって？
この時期までに基礎力を身に着けておけば、今後の激動を乗り切る力が格段にアップすると感じるからなの。
もっともＣＥＬは有料講座だし、内容も本格的なシャーマンおよびヒーラー養成講座の基礎という意味では、学ぶ側の意欲と時間が必要なので無理にすすめない。
でも被曝ヒーリングは無料（ただし会場費・雑費で参加費３００円をいただいています）なのと、被曝が避けられない国内で生きるためには大きな力になるのでおすすめだよ。
2011年8月26日
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