大きな転換期を乗り切りたいときに行くおすすめの場所
東京は桜が満開。もうすっかり春の気配だね。
先日、三浦半島の先端にある横須賀に行ってきた。横須賀といえば、1853年7月8日の黒船来航の表舞台だ。ぺリーは江戸幕府に開国を促すために横須賀の浦賀沖に黒船を停泊させた。これを皮切りに動乱を経て、日本は近代国家へ大きく舵を切ってゆくことになる。
そんなわけで浦賀はまさに歴史が動いた場所。
ところが実際に行ってみると、めちゃのどかで風光明媚なリゾート地だった。最初に足を運んだのは走水神社だ。
走水神社は日本武尊(ヤマトタケル)と后の弟橘媛命(オトタチバナヒメ)が祀られている。日本武尊は上総(現在の千葉県)に上陸する際、走水神社から徒歩5分くらいのところにある走水港から船を出した。
ところがここは浦賀水道と呼ばれる東京湾の玄関口だ。すぐ対岸には房総半島が見えていて、東京湾の中でもいちばん狭く、潮の流れも速い。現在は交通量が多いということもあって事故を防ぐために東京湾に入港する外国船籍の船には東京湾の入り口で待機している専門チームが乗りこんで港まで操船するくらいだ。
話を戻すと、日本武尊たちの船は嵐に巻き込まれてあわや難破寸前というところで、后の弟橘媛命が海神を鎮めるために自ら海に飛び込んだため日本武尊の船は難を逃れたという話が古事記に載っている。その舞台がここ、走水海岸だ。
走水神社は海の神社特有の清々しい気と繊細でかぐわしいエネルギーがあふれている。神社の近くにある「まるせん商店」の店主いわく、走水神社は最高のパワースポットで、江原さんがよく来るのだそうだ。そういえば社務所に江原さんのサインが飾ってあったな。ちなみにまるせん商店の茎ワカメはめちゃくちゃ美味しいのでお土産におすすめ。
走水神社の心地よさを堪能した後は車で3分ほどのところにある横須賀美術館併設のレストラン、アクアマーレでランチタイム。ここからはひっきりなしに浦賀水道を行き来する船がよく見える。大型タンカーやら貨物船に混じって、釣り船やヨットもいる。
次の目的地は東西二つの叶神社。
もとからあった西叶神社は1181年に文覚上人が源氏の復興を祈願して石清水八幡宮を勧請したもので、1192年に鎌倉幕府がひらかれて願いが叶ったことから叶神社と命名されたのだという。もともとは西叶神社ひとつだったんだけど、その後村が二つにわかれたため、東叶神社が造られていまにいたる。
面白いのはもともとひとつの神社が泣き別れしたものなので、二つでひとつが基本。西叶神社で売っている勾玉を東叶神社で売っているお守り袋に入れてもっていると願いが叶うんだって。とくに縁結びには絶大な力があるらしい。このひと手間が大事かも(笑)。
さらに東西の神社は渡し舟で行き来できる。ちなみに1860年勝海舟が臨海丸で太平洋を横断したときに成功祈願をしたのは東叶神社だ。
2018年現在。歴史は大きく動き始めている。あまりに大きいので動いていることがわかりずらいかもしれないけど、気づいているひとは気づいている。それも規模は幕末以上だろう。
この時期に浦賀のプチツアー&参拝はめっちゃおすすめ。車がない場合は電車と徒歩でも余裕でまわれるよ。
その場合は ↓
京急馬堀海岸駅⇒走水神社⇒横須賀美術館でランチ⇒東叶神社⇒西叶神社⇒京急浦賀駅
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2018年3月27日
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