ミッションの力１
こんにちは。今日からお盆ですね。
私は例年なら梅雨明けと同時に岩手の別荘に行くのですが、今年は東京で過ごしています。
この時期に東京にいるのは10年ぶりぐらいかも（＾＾；
それしても・・・・
東京の夏、暑すぎないですか？？？
極力エアコンは使わない派だったんですが、
今年の夏はガンガンにつけています。
というわけで、本日のテーマは人生のミッション、あるいは魂のミッションです。
このブログではおなじみのテーマなんですが、先行き不透明に見えるこの時期だからこそ、いまいちど取り上げたいテーマなんです。
ミッションとは、日本語に直すと使命と書きます。
使命というと、なんだか大げさに聞こえますね（＾＾；
平たく言うと、人生という限られた時間の中で、命をどう使いたいのか？ ということです。
生きる意味、生きる目的と言い換えてもいいですね。
そう考えると、そんなに大げさな話じゃないですよね＾＾
私たちは誰でも価値ある存在でありたいと願っています。
大切な誰かとの繫がりを感じているときの自信、
やりたいことをしているときの充実感、
身体を動かしているときの解放感、
日常の中のささやかな喜び、
誰かの役に立ちたいと願い、
それができたときの喜び、
こうしたさまざまな出来事が人生に意味を与えてくれます。
あなたは、どんなときに心から喜びを感じますか？
何を大切にしていますか？
何に価値を置いていますか？
あなたがとても大切にしていて、
そのために時間を使いたいと思うことが、あなたの人生のミッションです。
100人いれば100通りの人生があるように、ミッションは人によって違います。
たとえば愛する家族と過ごすことがミッションの人もいます。
また世の中に役立つインフラを整備するのがミッションの人もいれば、人々の暮らしに貢献するのがミッションの人もいます。
歌や踊り、芸術で何かを表現すること、
子どもたちを健やかに育てること、
家族に貢献すること、
etc.
ひとは誰でも自分のミッションを生きていると感じているとき、充足感と安らぎに包まれます。
つらかったり、先が見通せないときも、自分は魂が望んだミッションを生きていると感じることができると、腹がすわって、恐怖や不安に振り回されなくなります。
「あ！ これが私のミッションだ！」
と、気づく人もいれば、
すでにミッションを生きている人もたくさんいるでしょう。
その一方で、自分のミッションがわからない人もいると思います。
ミッションの見つけ方のヒントは、人生の中でいちばん時間を使った出来事や悩みに注目してみることです。
Aさんは、生きることがつらくて、ずっと自分の人生は何なんだろうと悩んでいました。
そんな中で友人や知人から悩みを打ち明けられる機会がありました。
彼は相手の気持ちがよく分かったのです。
だからただ共感して話を聞いていただけなのですが、話が終わった頃、友人は元気になっていました。
彼は自分が十数年来、悩んで、考えてきたことは無駄じゃなかったんだと思ったそうです。
悩んでいる人の気持ちに寄り添うことができて、それを通して、自分も人の役に立てるんだと気づいたからです。
この話からわかるように、彼のミッションは世の中に貢献することで、その具体的な手段は人に寄り添うことです。
また釈迦は老病死を目の当たりにして出家を決意したといいます。
人生とは何ぞや、生きるとは何か？
どうしたら人は心やすらかに生きられるのか？
釈迦は一生をかけてこのテーマに取り組んだ人です。
べつに人を救おうと思ったわけでもなければ、超有名な宗教家になろうと思っていたわけでもないのだろうと思います。
結果的に仏教の開祖になりましたが、釈迦は上記のテーマを追求したいという自分のミッションに従って生きただけです。
それが結果的に、多くの人を救うことになりました。
悩みがミッションへと導いてくれるという典型例ですね。
（ミッションの力２につづく）
2020年8月13日
【ブログ内参考記事】
・ミッションの力１
・ミッションの力２
・ミッション・ヒーローズジャーニー（カテゴリー）
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