パワースポット」カテゴリーアーカイブ

イスラエルの旅⑦(終章) 赦し~ネゲブ砂漠にて

 砂漠の色合いは日本のどの景色とも違う。コントラストがはっきりとしているのだ。極度に乾燥しているため、発色が空気中の水蒸気に邪魔されないからかもしれない。
 
 星空を眺めながら、ひとりで黙々と乾いた丘陵地帯を歩いていると、時折まだ暗いのにどこからか鳥の声が聴こえてくる。周囲には誰もいない。動くものは自分だけだ。ずっとここに来たかった。生きるために最低限のものしか与えられていない過酷な場所だからこそ自分の本音と否応なしに向き合わされる。何者でもない、ただの人間として、この世界と向き合ってみたかった。
 

 風が強い。
 夜明け前の吹きさらしの大地は容赦なく風が通り抜ける。
 胸の奥がきりきりと痛む。
 東日本大震災以降、わたしは胸の奥でずっと挫折感を抱えていた。
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イスラエルの旅⑥ ネゲブ砂漠の宿

 今回の旅の中でもいちばん気になっていたのがネゲブ砂漠だった。最低限の設備しかないコテージ(小屋)が広大な砂漠地帯に点在して、1軒にひとりか相部屋で、部屋には薄暗い明かりはあるけど、必要以上の電気はないという宿泊所。wi-fiはつながらないし、カメラの充電をしようにも部屋に電源がないので、食堂兼ゲストハウスまで充電しにいかなきゃならない。シャワーはもちろん、トイレも部屋にないので夜中でも100メートル離れたバイオトイレまで砂漠の中を歩かなきゃならないというストイックさで、砂漠を満喫するにはうってつけのお宿だった。
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イスラエルの旅④ イエスと聖母マリア

 今回の旅ではイエスキリストと聖母マリアにかかわる場所をいくつもまわった。ガリラヤ湖、ナザレ、ヨルダン川、エリコ、ベツレヘム、エルサレムなど、彼はたくさんの足跡を残していた。聖母マリアと夫ヨセフの夫婦関係からも人間イエスの姿が見えて面白い。あまり表に出てこないけど、夫ヨセフは素晴らしくできたひとだったんだな。ユダヤ教の厳しい戒律がある時代に未婚の母であるマリアとの結婚を決意して、以後ずっとマリアとイエスを守り続けたなんて普通はできない。
 
 総じて世界中から人が集まる有名どころの教会はどこもずしりと重たい気が立ち込めていた。人々の持つ苦悩や悲しみ、それゆえの祈りはともすれば執着となって場にこびりつく。これは人間のさがだね。
 
 ところが下の写真を感じてもらえばわかるけど、たとえばピンポイントでマリアの生まれた洞窟や受胎告知を受けた洞窟は柔らかく繊細で美しい気を放ち続けているんだよね。人間の執着を瞬時に溶かす。
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イスラエルの旅① 帰ってきました

 こんばんは!
 12(日)に無事、帰国しました。
 今回は11月4日から12日までの9日間ということで、テルアビブを起点に右回りに、最北端のテルダン、ガリラヤ湖、死海、ネゲブ砂漠、ベツレヘム、エルサレムを回ってきました。メンバーはわたしも含めて10名。
 

じつはイスラエルはずっと気になっていた場所のひとつで、今年の11月前半までに行きたいと思っていたんです。実際に行ってみると、豊かな街並みや古代遺跡や教会の立ち並ぶ街中やお店が連なる繁華街では緊迫した中東情勢を感じることはほとんどなく、普通の観光地に見えます。
 

 けれど町と町をつなぐ幹線道路を走っていると、国境付近には鉄条網の向こうに黄色い地雷原の看板が10メートルおきに立っていたり、パレスチナとの暫定自治区には検問所があって、イスラエル正規軍が銃をもって監視していて、やっぱりここは世界でいちばんホットな場所なのだと思い知らされます。
 
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森は時代を語るフィールド

 今年の夏はちょっと天候不順ですが、いかがお過ごしですか?
 わたしはこの時期はここ4年間はずっとフェルデンクライスの夏のクラスに参加していたんだけど、年明けに卒業したのもあって、今年は家族とゆっくり過ごしています。大事な時間を家族と一緒に過ごせるのはありがたいなあとしみじみ感じています。
 

 先日は山梨県甲州市にある大菩薩峠に行ってきた。
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