2024年神示 5/24/2024 追記あり
明けましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いします。
今年は元日の夕方、マグニチュード7.6の大地震が能登半島で起きるなど、波乱含みの幕開けとなりました。
亡くなられた方のご冥福をお祈りするとともに、被災された方には心よりお見舞い申し上げます。
さて恒例の年頭神示をお届けします。
今年は東京湾の出入り口にある洲崎神社の前浜での神事となりました。
1 洲崎神社の浜
2 2024年神示
3 解説 龍の降りる年
■能登半島地震
■洲崎神社の御祭神と日本中の地神
■JALと海上保安庁の衝突事故
4 解説 偽物の英雄
洲崎神社の浜
大晦日の21時過ぎ、車を飛ばして首都高から東京湾アクアラインに入る。大晦日の都心は車が多い。お祭りだからね。東京湾アクアラインの真ん中にある海ほたるは臨時駐車場もできるほど、初日の出目的の車でごった返している。
アクアラインから富津館山道路を経由して房総半島の千葉県館山の市内を抜けて、洲崎を目指して下道を走る。
ここまで来ると、ぐっと車が減る。
洲崎は東京湾の入り口に面した西向きの半島だから、初日の出目的の車はいない。
民家の灯りがもれる市街を通り過ぎて、海岸沿いの道に入ると、ほとんど人も車もいない。
大洗や犬吠埼とはえらい違いだ。
洲崎神社の駐車場についたのは23時過ぎ。
車を停めて、海に向かう道を下っていくと浜鳥居があり、その向こうに磯が広がっていた。
日付が変わる時間まで、海風を感じながらひたすら待つ。
真っ暗な海の向こうにチカチカと規則的に明滅する灯りが見える。
対岸の三浦半島の剣崎灯台だろう。
風が変わった。
新しい気が入ってくる。
2024年神示
2024年は龍の降りる年となる。
強い野心と大きな力をもった人間が現れる。
それは真の神ではない。
惑わされるな。
真実と偽り、
善と偽善、
真実を見極めよ。
地道に生きる、名もなき人々、
かれらこそが真実を伝え、御心を実践する人々だ。
2024年、経済は中ほど。
大きな波は7月と8月。
Q. 国内が戦争に巻き込まれる可能性は?
この国はうまく立ち回るであろう。
火の粉はかかるが、戦火には巻き込まれない。
Q. 今後の希望や可能性は?
キーワードは、光学、レンズ。
解説 龍の降りる年
はい。解説です。
まず、「龍が降りる年」ですが、今年は隠されていた物事が表面化します。
どういうことかというと、2023年の神示は「卵を抱いた龍」でしたね。
卵は自分自身の可能性のこと。龍は自分自身、あるいは社会全体をさします。自分の中にある可能性という卵を丁寧に育てていたのが2023年でした。
もちろんその可能性は2023年限定のものではなく、これまで長いこと地道に努力してきたり、大切に育ててきた個性や能力、信念や愛情などもそうです。
昨年の解説で、卵についてこう書きました。
↓↓
まず冒頭の卵を抱いた龍ですが、卵はわたしたちひとりひとりを表します。ひとりひとりの人間の集合体が社会なので、卵は社会全体を表しています。
わたしたちはまだ孵化していない卵なんです。
その卵を神気を放つ龍が大事そうに抱えてあたためているわけです。
2024年は龍が降りる、すなわち龍である自分の中の可能性や想いが形になって表に現れる年になります。
これは良くも悪くも「自分」の気持ちや考えを隠しておけないということです。
丁寧に自分の本音を耳を傾け、可能性を育ててきたひとにとっては現実世界でそれが形になっていくので、喜びの多い年となるでしょう。
社会は個人の縮図なので、龍は社会全体も表します。
これまで隠蔽され、目を背けてきた戦後日本の歪が白日のもとにさらされ、どう落とし前をつけるのか、否応なしに突きつけられます。
■能登半島地震
そのわかりすい例が今回の能登半島地震です。
年が明けて、誰もが新しい気持ちで新年を迎えた1月1日の夕方、能登半島でマグニチュード7.6の大地震が起きました。緊急地震速報と津波警報でいっぺんに酔いが醒めた人も多かったと思います。被災地では亡くなった方、大けがをされた方、家屋が全壊して避難所に身を寄せている方なども含めて被害が広範囲に及んでいます。
じつはむかし琉球大学地球物理学部の木村政昭教授の日本列島断層説について読んだことがあります。
台湾から中央構造線を通り、野島断層、琵琶湖、福井、能登半島、佐渡島、奥尻島、樺太につながる巨大な断層で、この断層はユーラシアプレートの東端でもあります。木村教授は伊豆大島の三原山の噴火を予測する等の実績もあり優秀な学者でしたが、なぜか日本列島断層については学会で無視されていたように思います。
その理由はおそらく原発利権です。
日本列島断層は敦賀の原発銀座を抜けて、今回の能登半島地震で変圧器が故障した志賀原子力発電所のすぐ近くを通っています。日本列島断層の存在を認めれば原子力発電所の存在そのものを見直さなければならなくなります。だから科学を捻じ曲げ、危険な断層はないという結論を出して原発を作ったわけです。
今回、大きな被害を出した珠洲市でも2014年から珠洲原子力発電所の運用を開始するという計画がありましたが、人々の反対にあって2003年に凍結されました。もし凍結されなければ、今回の地震によって想像を絶する被害をだしていた可能性があります。こうした日本政府と原子力産業の隠蔽体質や利権をめぐる欲得を放置しておけば、いずれ日本列島断層が今回以上に大きく動いたときに、多くの人々が犠牲になります。
今回の能登半島地震では甚大な被害が出てしまいました。けれどもし経団連の要望にしたがって志賀原子力発電所を稼働させていたら、東日本大震災の福島第一原子力発電所の悪夢の再来だったかもしれません。だとしたら、わたしたちは首の皮一枚で守られたのだろうと思います。同時に大地震による原発事故という潜在的リスクを背負ってまで原発の稼働を続けるのか、あらためて突きつけられたわけです。
■洲崎神社の御祭神と日本中の地神
じつは1月1日の朝の祈りをしていると、大晦日の神事が終わったあとにご挨拶をした洲崎神社の神さまを筆頭に、日本各地を守る大勢の地神たちがあらわれたんです。
数十人? もっとかな。とにかくびっくりしました。
「助けてください」
え?
かれらの「助けてください」という必死の思いが伝わってくるんです。
意識を合わすと、海が見えました。みるみるうねりがひろがり、海水が渦巻いていくんです。
地震と津波だと直観しました。
気づいたら、かれらと一緒に祈っていました。
かれらだけではありません。多くのひとびとと意識がつながっていると感じました。
わたしにできるのは祈ることぐらいです。
そして夕方16時10分、能登半島でマグニチュード7.6の大地震が起きました。
気づけよ。
この世界を根底から支えている力、それは自然現象のみならず、わたしたちが住むこの社会をも支え、育んでいる力なのだと。
そして、わたしたちはその手のひらの上にいる幼子なのだと。
あらゆる現象をとおして、この世界の理に気づけ、と。
どのくらいの人々がここに気づくでしょう?
これもまた隠された真実なのだと。
■JALと海上保安庁の衝突事故
翌、1月2日にはJALと能登半島に救援物資を届けるために待機していた海上保安庁の機体が衝突して炎上しましたね。
これも龍が降りる、つまり隠された物事や問題が表面化する一例です。
JALの客室乗務員をはじめとしたスタッフの見事な誘導によって、乗客全員が無事に避難することができました。これはかれらの日頃の地道な訓練のたまものですよね。また乗客もパニックを起こすことなく指示にしたがって避難できたのは、やはりそれぞれの在り方が起こした奇跡でしょう。
一方、海保の乗務員は機長以外は残念ながら亡くなられたとのことで、ご冥福をお祈りします。かれらもまた被災地に救援物資を届けるために不眠不休で働いていたのかもしれません。人為的なミスなのか、機械の不調なのかわかりませんが、ヒューマンエラーや機械の故障を完全に防ぐことはできないからこそ、過密スケジュールに問題はなかったのか、システムに改善の余地はなかったのか、といった潜在的な問題点が浮上した可能性があります。
年明けそうそう起きた大災害と大事故を例にとって「龍が降りる=隠された物事が表面化する・形になる」を解説しましたが、ご理解いただけたでしょうか?
解説 偽物の英雄
さて解説の続きです。
今年は社会的にいろいろありますが、そんな中で強い野心をもった人物があらわれます。
甘い言葉や人の心をつかむ理想、人々はその人物を歓迎しますが、惑わされてはいけません。
それが、
真実と偽り、
善と偽善、
真実を見極めよ。
という意味です。
耳に優しい言葉はそれが真実なのか、それとも偽善なのか見極めてください。
そのうえで、普通の人々のあたりまえの思いを大切にしてください。
いかがでしたでしょうか?
今年はいきなり災害と大事故でスタートしましたが、社会に目を向けつつも、自分自身の思いや愛、可能性といったものを大切に日々を生きてくださいね。もしも自分の本当の気持ちを無視して生きてきたなと思ったら、できるだけ自分に正直に行動してみてくださいね。
どのみち隠せないんですから、前向きにいきましょ。
2024年1月3日
2024年5月24日追記
大きな波は7月と書きましたが、じつは8月も見えていました。
1月1日に能登半島大地震があったのもあって、なんとなく書くのを躊躇したんですが、2024年2月20日に受けた神示でも「そなたに残された時間はあと6カ月」、つまり8月と降りてきたので追記しておきます。
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