ワールドカップは神事？ 日本チームの勝利と新嘗祭と神事の関係
昨夜のサッカーのワールドカップの対ドイツ戦は日本の逆転勝利だった。
これでこの国の流れが変わる。
それを解く鍵は11月23日という日付にある。
ご存じのとおり、昨日は勤労感謝の日で全国的に祝日だった。でもこの日は1948年（昭和23年）に「勤労感謝の日」になるまでは新嘗祭といって、皇室や全国の神社で古来から続いているこの国の一番重要な神事の執り行われる日だった。
サッカーと神事？ どう関係があるの？
はい。順を追って解説していくね。
隠された新嘗祭
新嘗祭の歴史は古く、飛鳥時代までさかのぼる。
日本にかぎらず、収穫の秋に感謝をささげるという祭祀は世界各地の農耕民のあいだで古くから行われてきた。
新嘗祭では天皇自らその年に収穫した新米や穀物を天照大神にささげ、天照大神とともに食事をして天照大神を饗応する。その意味では新嘗祭の元型は感謝と豊穣を祈る収穫祭であることは間違いない。
もともと新嘗祭は旧暦11月の2回目の卯に日に行われていて、今年でいうなら新暦12月16日（癸卯）が本来の新嘗祭の日にあたる。
その一週間後の12月22日は冬至。
つまり新嘗祭は1年でもっとも太陽の力が弱まる冬至の頃に執り行われていたわけだ。
天皇は力の衰えた天照大神に御饌をささげることで、新たな神霊として再生した天照大神の霊威を身にまとう。
あらたな力を得た天皇は民のために国家安寧を祈る。
もちろん同じ頃、伊勢神宮をはじめ、全国の神社でも祈りが執り行われる。
これが古来から行われてきたこの国の重要な祭祀だった。
ところが昭和20年の敗戦によって日本は主権を失い、ＧＨＱの占領政策によって古来から培われてきた伝統など文化的な解体が進んだ。
昭和23年、国家神道の色濃い新嘗祭は「勤労感謝の日」と名前を変えられ、わたしたち庶民と切り離された。神社や皇室で新嘗祭を行うことは許されたが、もともとの意味は国民の目から隠されたわけだ。
有色人種であるにもかかわらず、優秀な日本人への恐れと怒り。
かれらは日本人の根底にあった精神性を恐れたのだろう。
その手段のひとつが古来からの神事を日常から見えにくくすることだったわけだ。
神事の力と竹下メモ
こうして新嘗祭は国民の目から隠されたけど、神社はもちろん宮中での祭祀はいまにいたるまで続いている。
祈りや祭祀などの神事にそんな力があるなんて信じられないというひともいるよね。
ところが祭祀の力を知っていた古今東西の王侯は国の骨子に祭祀を取り入れてきた。
政治家も然りだ。
たとえば竹下メモで有名だった故竹登元首相は神事と政治日程にぶつけてスケジュールを組んでいたという。
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どういうことかというと、人々の無意識レベルの大きな動きが起きる選挙などの政治的な行事はある意味で神事と同じ作用があるんだよね。そういう意味では祭はもちろん、オリンピックやワールドカップもそうだ。
ただしすべての神事が物事を良い方向に動かすとは限らない。参加者の無意識の状態いかんでは結果は善にも悪にも動く。だから神が降りる清らかな場を設定することが最重要で、それができれば神事は現実を良い方向に導く力になるわけだ。
同日、午前１１時の「全国有志医師の会の緊急記者会見」
そんなわけで昨日、2022年11月23日、天皇の手で新嘗祭が執り行われた。
ところでこの日はもうひとつトピックがあった。
それは全国有志医師の会による緊急記者会見が行われたことだ。
ご存じの方も多いと思うけど、全国有志医師の会は早くから新型コロナワクチン接種の安全性を疑問視して活動している医師たちの会だ。11月23日、かれらは「生後6ヵ月～4歳以下の乳幼児への新型コロナワクチン接種」に対する緊急会見をひらいた。
私も含めて多くのひとが海外の医学文献や海外ニュースを調べてワクチンの危険性を訴えていたし、個々の病院では自分の患者さんに対してワクチンの危険性を伝えている医師もたくさんいたけれど、やはり全体から見れば少数派だった。
とくに日本では最新の医学情報が一般の人々に届きにくいため、政府の圧力に後押しされ同調圧力が幅をきかせていたからだ。
そんななかで医師たちが開いた今回の緊急記者会見は画期的だった。
かれら医師たちの後ろに多くの声なき日本人がいる。
折りしも古い太陽が新しい太陽に生まれ変わる日に、それまで政府に押しつぶされていた層が声をあげた。
その意味は大きい。
２３時に始まった暁の儀と後半戦の逆転勝利
そして昨日のサッカーワールドカップの緒戦。
開始時刻は日本時間22時だ。
PKでドイツに先制点を取られたまま、後半戦にもつれこんだ日本チーム。
休憩をはさんで後半戦が始まったのは、新嘗祭の暁の儀の開始時刻と同じ23時。
後半戦のシステム変更が功をなしたのか、2点獲得して逆転勝利。
もし新嘗祭と重ならなければワールドカップは数あるお祭りのひとつに過ぎなかった。
でも新嘗祭の暁の儀が始まると同時に始まった後半戦の流れを視るかぎり、結果的に日本にとっては大きな神事となった。
あの時間どれくらいの日本人がワールドカップを見ていたのかわからないけど、わたしの知ってる範囲では多くの人が中継を見ていた。
日本チームを応援する人々の思いと、本気で戦う日本チーム、そして同時刻に天皇のみならず全国の神社でささげられた祈り。
暁の儀が始まっていくらもたたないうちに勝ち取った勝利。
奇跡的な仕組みの発動に鳥肌が立った。
未来への布石
2022年11月の世界は戦争と飢餓で、カオスの状況に向かっている。
日本もしかり。
いまだ古い情報に踊らされて、国という名の機能停止した組織に搾取され続けている。
そんな中で声を上げ始めた人々もいる。
この流れは止まらない。
同時にそれを阻止するために、これまで以上に巧妙に、より大きな圧力がかかってくるだろう。
その中でみた日本チームの奮闘。
ふつうの人々の日本チームを応援する素直で無邪気な気持ち。
誰の中にもある前向きな原動力。
それこそが希望。
ドーハの悲劇の舞台で、28年ぶりにつかんだ当時選手だった森保監督率いるチームの勝利。
それが市井の人々に対する神々からのエールだ。
戦え。
座して死を待つのではなく、全力で戦え。
そして、生きろ、と。
生るための前向きな自分たちの力を信じて戦ってみろ、と。
2022年11月24日 新月
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