2011阿蘇・宗像シャーマン神事のご報告 2
というわけで、今回のダイジェスト版です。
26日、熊本県の阿蘇中岳を登り始める。
風が強い。
登りながらたくさんの方たちの心が伝わってくる。
火山大地にへばりつく冬枯れの草も、ゴツゴツとした岩肌も、上空の強い風も、すべてがメッセージとなってひろがってゆくのがわかる。
中岳山頂で祈る。
あ・り・が・と・う
不意に羽音が聞こえ、烏が一羽、目の前に降り立った。
何を伝えたい?
ーーー宗像へ
空を見上げると日輪が眩しい。
宗像・・・!
ふたたび先ほどの烏が現れた。下山ルートに沿って、ちょっと飛んでは止まり、こちらを振り返りながら先に進む。まるで先導しているように見える。
ーーーわれに道を示されよ。
不意に烏が舞い上がり、北西の空に消えた。
翌朝、最初の目的地である宗像大社へと向かう。なかば予感していたけれど、昨夜の神事でそれは確信に変わった。宗像大社は福岡県宗像市にある宗像三女神をお祭する神社だ。
宗像大社はおもしろいところで、辺津宮と呼ばれる宗像総社には市杵島姫神が祀られており、総社のすぐそばにある神湊港からフェリーで20分ほど離れた海上に浮かぶ大島の中津宮にはたぎつ姫神が祀られている。
さらに九州と朝鮮半島を結ぶ玄界灘のほぼ中央にある沖ノ島には田心姫神を祀る沖津宮がある。沖ノ島は海の正倉院とも呼ばれ、古代から神事をおこなう島として大切にされてきた場所で、いまも禁足地になっている。この三つの宮を総称して宗像大社と呼ぶ。
九州自動車道を北上すること2時間。
宗像大社に着いたのは昼前だった。
さてどうしたものか。
今回は神社めぐりではない気がすごくすると思いつつ、市杵島姫神を祀る本殿にお参りし、中津宮を祀る第二宮、沖津宮を祀る第三宮に向かう。
宗像大社第三宮で手を合わせた瞬間、
理解した。
神社じゃなく、海だ。
シャーマン神事らしい(笑)。
宗像大社から車で15分ほど走ったところにある津屋の浜。
ジーパンの裾をたくし上げて海水に入る。
直接、大地と水に触れる。
祈り
火と水の融合
地元の宮地嶽神社で報告。
本殿で手を合わせ、報告が終わった瞬間、大粒の雨が降ってきた。
神事完了。
2011年2月27日
世界がゆっくりと動き始めたーーー。
(完)
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