自分らしく生きたい人のための、自分らしく生きる超簡単な方法
「自分らしく生きたいんですが、何が自分らしいのかちっともわかりません。どうしたらいいんでしょう？」
という質問をよく受ける。
たとえば、今日のあなたは晩御飯は何が食べたい？ 和食、中華、イタリアン？
晩ご飯のあとはどうしたい？
友人と飲んでおしゃべり？
残業で疲れたから、ゆっくりお風呂に入ってすぐ寝る？
子どもをさっさと寝かして読みたかった本を読む？
子育て中のママからは、そんな自分の時間なんかないわと反論が帰ってきそう（笑。
まとまった時間はとれないけど、あなたはたくさんの決定権を持っているよね？
たとえば三食のご飯のメニューを決めるのはあなただよね？
子どもが食べてくれそうなものを作るから、自分の食べたいものなんか、めったに作れないわ。
え？ そうなの？
お子ちゃまは王さま（笑）？
あなたは召使い？？？？
毎日子どもの好きそうな唐揚げとかカレーライスにハンバーグじゃストレスがたまるし、食事の支度は義務になっちゃって苦痛だよね。
う～ん。自分らしくない。
そう、あなたらしくない。
あなたは何を食べたいの？
あなたの欲求はなに？
自分らしさを知るいちばん簡単な方法は、自分が何を食べたいのか、感じることかな。
で、その欲求を叶えてあげるべく行動を起こせばいい。
あなたの食べたいものが家庭の味だよ。
でも野菜ばかりの煮ものなんか子供は食べないって？
そういうときはほうっておくといい。
食欲はベーシックな欲望の基本なので、欲望（本能）をコントロールするいいトレーニングになる。
それにあなたがおいしそうに食べていたら、お腹もすいているし、けっこう食べたくなることも多いよ。
話を戻すと、何を食べるかから始まって、日常生活はちいさな選択と決定の連続だよね。与えられた状況の中で周囲と調和しつつも、最大限に自分の欲求を実現してゆくと、結果として納得できる、自分らしい人生を生きることができる。
遠い未来の夢や理想もいいけれど、いま目の前にある現実の中でささやかな自分の欲求に気づいてあげよう。
つまりこれが「自分らしく生きる」の自分らしさを見つける方法。
もちろん時には周囲と利害がぶつかることもある。
そんなときは譲歩するか、いやこれだけは譲れないと突っ走るか。
どちらもあり。
その選択と決定と行動こそ、あなたらしさ、自分らしさそのものなのだから。
自分らしく生きようとすると、時には思わぬ抵抗勢力が現れるかもしれない。
夫、恋人、親、近所の目、友人知人のいらぬおせっかい。
でも最大の抵抗勢力は、あなた自身がしがみついている目に見えない「常識」かもしれない。
だから最初はちょっと勇気がいるかもね。
でもご飯のメニューぐらいならできそうでしょ？
簡単なところからすこしずつハードルを上げていくといいよ。
そしてね、あなたがあなたらしく生きはじめると、家族をはじめ、人間関係がうまくいくようになるよ。
うん？ だって自分が満たされているから、ひとに優しくなれるんだよ。
ぜひチャレンジしてみてね。
2016年7月15日
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