16年間で1万人以上の悩み相談にのってきたシャーマンが脳科学・心理学・スピリチュアルな世界の真理をベースにお届けする、魂のミッションを生きるためのロードマップ

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物語のもつ可能性 

 
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脳科学と心理学に精通し、16年間で1万人以上の相談にのってきたシャーマン。「信じる力は、世界を変える」がモットー。自分自身を信じる力・愛を受け取る力を育てる方法、激動の時代を乗り切る極意を教えている。 著書「なぜ眠り姫は海で目覚めるのか? 超ネガティブ思考を解除する3つのメソッド
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カウンセリングやヒーリングにはいろんなスタイルがあるけど、わたしの場合は、感覚やスピリチュアルな面と論理的思考の両輪があって、はじめて全体としてバランスが取れるというスタンス。
対象となるクライアントさんも、基本的にちょっと悩みがある方とか、より成長したい方やイメージワークの技術を学びたい方など学び系と成長系が多い。
 

そんなわけで、セッション内容もエネルギーヒーリング・イメージワーク・シャーマニックワークなどの感覚系と認知療法・コーチング・文章を使ったワーク等の論理系を併用しながら進めていくことがほとんどだったんだよね。
 

ところがここ最近、「書く」ということの可能性をあらためて発見したの。
もともと自分自身が書くことが好きで、そっち方面はいろいろやってきた。文章を書くことの効果は、その時点で自分が向き合わなきゃいけないテーマを消化して昇華してゆくことができる点なんだよね。
 

この効果を一部のモノ書きだけのものにしておくのはもったいない。というわけで、あまり文章を書くことに慣れていないひとでもできるようにと、「絵本ワーク」という形でセッションにも取り入れてきたという経緯があるの。
 

で、それをもっとふくらみを持たせた形で使えないかなあ・・・・と模索し始めて、ようやく光が見えつつあるかな。
なぜ書くことがセラピーに繋がるのかって思うよね。
内側にある、形にならないもやもやとした「創造の卵」を書くことによって外側に引き出し、現実世界に影響力を及ぼせる形に変えてゆく。これが書くという作業の本質なんだよね。
 

シベリア(・・・・・だったかな)のシャーマンには、プレーヤー(祈るひと)、ソルジャー(戦士)、ミュージシャン(歌や踊りなどの芸能)、ストーリーテラー(語り部)というように、それぞれに特化(?)した方向性があるんだって。いくつかの技能をあわせてもっているシャーマンが大半なんだろうけど、それでも得意分野があるんだね。
 

で、このなかにストーリーテラーが入っているところが面白い。
なぜストーリーテラーがシャーマンなんだろう?
 

平安時代、源氏物語とかさまざまな物語が生まれたけど、もともと物語を作るというのは、ある意味であっちの世界にアクセスして情報を引き出してくる作業なんだよね。ファンタジーワールドを物語という形にした瞬間、そこに言霊が宿り、目に見えない流れを呼び、やがて現実世界に影響を及ぼし始める。
 

だから中世日本で書かれた物語は「祈り」であり、「鎮魂」であり、神事としての側面をもっていたんだよね。
おそらく世界各国のシャーマニズムもこれと同じ側面をもっていたんじゃないかな。
 

月が夜空に昇る頃、赤々とした焚き火を囲んで子供たちがシャーマンにねだる。
ねえ・・・物語を聞かせてって。
 

シャーマンは静かに異界のものがたりを語りはじめる。
村の精霊や英雄の物語、あるいは、この世の始まりの物語。
子供たちはわくわくしながらシャーマンの語る世界に足をふみいれてゆく。
やがてかれらはものがたりに出てくる英雄たちの成長に自らの未来を重ねあわせてゆく。
 

無意識の領域に蒔かれた種は、いずれ時がくれば芽を出すに違いない。
これが「祈り」でなくて何なんだろう?
 

ちょっと前までの日本には、ほとんどの日本人に共通の「物語」があった。
それは政府発行だったり、歴史発行だったり。ようするに既製品としての物語なんだよね。高度成長期には、多くの日本人が「消費」「同じ価値観」「豊かになりたい」といった「物語」を信じていたんだよね。そして既製品の物語に自分の体を押し込めようともがいているうちに、バブルは弾け、それが幻想に過ぎないことに多くのひとが気づいてしまった。
 

既成の物語は壊れ、いまだに代わりになる新しい物語は見つからない。
あたりまえだよね。
すべてのひとが納得する既製品なんてこの世に存在するわけがない。
 

いま必要なのは、それぞれが自分のオリジナルの物語に気づくことなんじゃないかな。
無数に存在するオリジナルの物語は、根っこでひとつに繋がっている。
自分の物語を発見するためのひとつの方法として、「書く」という作業には無限の可能性がある。
 

はるか古代はシャーマンたちが物語を通して道しるべを作ってくれた。
けれど、これからは自分で自分の物語を見つけてゆく時代になる。
そして古代のシャーマンがしてきたように、こんどは自らの手で未来に繋がる種を蒔いてゆくのだろう。
 

思い出して。みんな、その力をもっている。
だれもが自分という物語の主人公であり、同時に自らを導くシャーマンそのものなんだよね。
 

というわけで、五月くらいには「書くこと」と「イメージ」することをメインにした人間力養成セミナーのグループワークを始めようかと思っています。興味のある方はご連絡くだされば日程その他、詳細が決まりしだいご連絡しま~す。
 

それから「古代幻想」ですが、続編はもう少し待っていてくださいませ。少し落ち着いたら小説専用のブログを一本立ち上げて、そっちで連載しようかなと思っています。
 
2004年3月29日

 

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