シンゴジラとインディペンスディと深層マジック
本日公開のシンゴジラを観てきた。
怪獣映画だから当然街が破壊される映像がでてくる。
で、しょっぱなのこの映像で、まず「うっ・・・・」ときた(--;
インディペンスディを観たときも、ふつうに都市が破壊される映像満載だったけど、今回のように心には刺さらなかった。
シンゴジラで破壊される街を観た瞬間、東日本大震災で観た光景がよみがえってくると同時に胸が痛くなったのだ。
ストーリーは全体的に怪獣映画・災害映画としては単純で予想通りだった。
日米地位協定に絡む密約を知っていると、何気ない登場人物たちのセリフや行動の意味がわかって楽しめるかも。
で、全体の感想はというと、
ゴジラはやっぱりメタファであり、日本人のマジックなんだなあ。
東日本大震災後のフクイチをはじめ、敗戦後に出来上がったシステムはとっくに限界がきているにもかかわらず死ぬことも、先に進むこともできないのがこの国の現状だ。
映画の中では徹底的に東京は破壊される。
おまけに株価は暴落、デフォルト寸前。
もしシンゴジラがヒットしたなら、無意識に破壊と再生を望んでいるひとが多いってことだろう。
偽善やごまかしはもういらない。
目の前の現実から目をそらさずに受け止めて、そのうえでゼロからスタートする。
不発で終わるなら、死に体のままもう少し現状維持を続けたい層がマジョリティってことだ。
インデペンスディが欧米1パーセントの人々の望むマジックなら、シンゴジラは日本人の本気の希望を浮上させる深層マジックかもしれない。
さてこの夏は人心はどっちに動くかな。
2016年7月29日
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