自信をつけるコツ
先週の日曜日に新潟県糸魚川市に行ってきたんだけど、じつは数日前からちょっと不安な気持ちもあったんだよね。
何が私を不安にさせていたのか？
ずばり車の運転（爆）！
今回は東京から上越新幹線で越後湯沢まで行き、そこでほほくほく線の特急はくたかに乗り継いで糸魚川入りというルートを使った。糸魚川市内は交通の便が悪いので車がないとどうにもならない。そんなわけでレンタカーを借りることになったんだけど、女３人の中で運転できるのはわたしひとり。
この時期の糸魚川は冬型の気圧配置が強まると雪が降る。土地勘があまりない旅先、それも運転慣れしていないレンタカーでの雪道の運転は初めての体験だった。レンタカーはスタッドレスタイヤをはいているので、雪が降ってもだいじょうぶなはずなんだけど、でもちょっと心配、という気持ちがあった。
それともうひとつはカーナビが使いこなせるかなあという不安。機械が苦手なうえにレンタカーのナビはわりと古かったり、不調なものが搭載されていることも多々あるので現地で使いこなせなかったらどうしようかなーという思いもあったわけ。
でも心の中にあったのは不安だけじゃない。
じつは雪道を運転することに対してわくわくしている自分もいる。つまり本質的に運転が好きなんだよね。でもスキル面での未熟さが事故につながることもあるので、それが不安という形で注意喚起してくれていたんだよね。
ナビに関しては事前に行き先の地図を用意することでほぼ解決。
運転は雪道だった場合は急ハンドル、急ブレーキをしない、車間をあけるのを普段以上に意識するという形で当日対応することにした。それでも不安は残っているけど、これは経験を積むことでしか解決できない部分なので耐えるしかない（爆）。
そんなこんなで日曜日。
午前１０時半過ぎにはくたかを降りたら、糸魚川はみぞれ模様。駐車場には雪が積もっているけど、路面に雪はない。レンタカーの運転もすぐに慣れた。
店の駐車場は車がいっぱい停まっていて、出るときはどうしたらいいのかなーと思う場面があったんだけど、このときは迷わず店に来ていたオジサマに訊いた。みんな訊けば親切に教えてくれるんだよね。
そんなこんなで今回も最高に楽しい旅になった。
車の運転もまた一歩自信がついた。
自信って経験値だと思うんだよね。
はじめてのことやいつもと違う行動をするときは誰でも不安になる。
でも小さな一歩を踏み出すことで経験値を重ねればいいし、わからなかったらわかる人に訊けばいい。
世の中は広い。
経験したことより経験していないことのほうが圧倒的に多いんだよね。
日常のちいさな出来事の中でちいさなチャレンジや新しい経験を積むことで、不安を感じても、それをポケットにいれて持っていられる自分がちょっとずつ育つ。
そうするとね、車の運転とかそういう能力やスキルの部分ではなく、もっと深いところから生まれる自信が育ってゆく。
これが自分という存在に対する根本的な自信につながるんだよね。
自分に自信を持ちたいと思ったら、ぜひ日常の中で自分のやりたいと思うことで、いつもと違うちいさなチャレンジに取り組んでみるといいよ。
2013年12月17日
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