2008年04月16日

信じる力

 最近よくこんな会話を耳にする。

「未来を信じようと思うんだけど、ちょっとうまくいかなくなると不安になって、やっぱり無理だって思ってしまうんです。どうせわたしなんか幸せになれるわけがない・・・って」

 気持ちはわからないでもない。
 わたしもうんと若い頃はそんなふうに思っていた時期もあった。

 だからこそ言えるんだけど、『信じる力』っていうのは意志の力なんだよね。信じようとする決意といいかえてもいい。
 
 仕事にしろ、恋愛にしろ、ちょっと躓くと過去のいやな記憶がよみがえってきて、「また失敗するかもしれない」とか「やっぱり無理だ」とか「どうせわたしなんか」てな気持ちになることは誰にでもある。

 不安な感情にひたっているうちに、いつのまにか「信じよう」という前向きな気持ちに変化してくれればありがたいんだけど、なかなかそうはいかないよね。もちろんフォーカシングでじっくり不安と向き合うことで楽になる場合もあるけど、それはセッションなどでのトレーニングが必要だったりして一朝一夕にはいかないんだよね。



 じゃどうしたらいいのか?

 それは意志の力をつけること。

 たとえば恋人や友人との関係がどうもうまくいかない。相手の気持ちを信じることができなくて不安で仕方がないとするよね。
  
 そのときはまず自分自身の気持ちを確かめること。もしこの先も相手と仲良くしてゆきたい気持ちがあるなら信じるという決断をすればいい。

 これは感情じゃなくて意志の力なんだよね。
 そして信じると決めたなら日々の生活のなかで具体的に行動することが大事。

 もちろん自分のなかに不安な気持ちがあるのなら、その気持ちを押さえつけたり無視したりするんじゃなくて、ちゃんと存在を認めて感じてあげていい。

 そのうえで不安な感情に飲み込まれるのではなく、ちょっと力技なんだけど相手を信じる強い意志をもつこと。もっと正確にいうなら、相手を信じようとする自分自身を信じてあげること。



 つまりひとや物事やその先にある未来を信じるっていうのは、じつは自分自身を信じてあげることなんだよね。

 このプロジェクトを成功させたい、試験に合格したい、この人が愛しい、友達と仲良くしたい。こうした気持ちのどれもがほかの誰でもない、自分の心の内側から生まれてくるよね。

 その気持ちは最初はとてもひよわで柔らかで、生まれたての瑞々しい新芽みたいなものなんだよね。だからこそ丁寧に時間をかけて世話をしながら、ときには強い意志の力を発揮して全力で守ってあげないと育たない。

 望んだ状態を築くプロセスのなかで、横槍がはいったり、予定通りに動かなくて心がザワザワするような事が起きるときもある。そのとき相手や周囲の状況に引きづられて、自分自身の心の内側にある望みやまっすぐな思いを捨ててしまえば、そのプロジェクトや相手との関係はそこで終わってしまう。

 ここで苦しくてもその場に踏みとどまることができるかどうかが明暗をわける。これが意志の力、信じる力なんだよね。

 自分にはそんな力なんかないって?
 最初からそんな力のあるひとなんていない。日々の生活のなかで地道に自分を育ててゆくしかないんだよね。心が萎えそうになったら、目の前のできることから具体的に手をつける。

 どんなに難題山積みだったとしても、自分自身を信じる力が状況を大きく変える。一歩一歩地道に歩いてゆくうちに、いつのまにか周囲の風が変わっているのにきっと気づくよ。  
Posted by kurama17 at 19:10Comments(12)TrackBack(0)

2008年04月07日

シバちゃんの進路予測編 〜傾向と対策〜

 というわけで今後の予測ですが、端的にひと言でいうと、シバちゃんのエネルギーはこのまま五月まで加速していきそうな気配です。

 五月のはじめ、GWあたりでおそらくシバちゃんはもう少しクリエイティブで調和のとれた八幡神のエネルギーに変換というか進化します。この余波を受けて世の中の出来事や物事が大きく加速、変化する可能性大。

 問題はこのシバちゃんの進化の波を受けて、わたしたち人間が物事を創造的なプラスの方向に働くように転換させることができるかどうか、あるいは出来事のプラス面を見て、そこから未来の可能性を模索することができるかというところです。

 そのために大切なのは、今月の過ごしかた。自分自身の心を見つめて、自分はほんとうはなにを望んでいるのか、ほんとうはどうしたいのか、自分自身とじっくり会話してみてください。そして素直な気持ちで欲しいものは欲しいと伝える。やりたいことがあるならその方向に動く準備をすすめる。つかれているなら休む。

 経済その他もいろいろ動くかもしれませんが、大事なのは自分の心のありようです。ひとは物事を見るとき、自分というフィルターを通してみます。そのフィルターがもしも曇っていたり、傷ついていたりすれば、目に映る風景は実物とは違って見えます。

 別の言いかたをするなら、ひとは「自分自身の感情」で世の中の動きをとらえているんです。ネガティブな感情が大きければ、その人の目にはこの世界はとても暗い、絶望的なものに映るでしょう。逆にこの世界のプラスの部分のみに目を向けるなら、世界は希望と可能性に満ちているかも知れませんが、それはあまりにも薄っぺらい子供じみた、やはり現状とはかけ離れたものとして認識されるかもしれません。

 自分自身の心の闇と光といったものを冷静に客観的に見つめるとき、この世界は絶望に満ちたものでもなければ、根拠のない楽観的なHappyだけのものでもないことに気づきます。

 チベット問題や北朝鮮、中東、アフリカの民族問題など、わたしたちが住むこの世界は多くの苦悩を抱えている一方で、遠いアフリカの地でマラリアをどう減らしてゆくか日々取り組んでいる医療関係者や農業の再生、地域社会のなかで子供たちをどう育てていくかといったさまざまな問題に多くの人たちが日々地道に取り組んでいるのも事実です。

 どちらの現実もわたしたちひとりひとりの心のありようが創っているという事実にわたしは人間の可能性を感じます。

 プラス面もマイナス面もふくめて現状をできるかぎり客観的に把握したうえで、自分たちの望む未来にもってゆくにはどういたらいいのか? できるならちいさなエゴではなく、自分もまわりも幸せに感じる状態を創るにはどうしたらいいのか? そして自分に何ができるのか? 自分は何をしたいのか? すべては『自分』のありようが出発点になるわけです。

 自分がどうしたいのかわかってきたなら、素直にその気持ちにしたがうことです。そうした気持ちや望みといった心のありようは他の誰でもない、あなただから感じる、あなたという存在の発露そのものです。この世界のなかでそれはあなたの担当です。あなたの代わりはいないんです。あなたがあなたの人生を全うしなければ、世界は機能不全に陥ります。

 この世界の現状を把握している人の多くが自分に何ができるか悩み、迷い、道を探しています。かつてのわたしがそうであったように。

 けれど道は外にではなく、あなたの中にあります。それはあなたがあなたとして、『自分自身』を生きることです。その原点は宇宙規模の壮大なドラマではなく、日々の何気ない生活のなかにあります。

 いまこの瞬間、あなたは自分の選択に納得していますか? もし納得していないなら、自分自身の心の声にじっくりと、辛抱強く耳を傾けてあげてください。自分自身を生きることはそこから始まります。 

 もしもこの世に生まれてきた理由というか、役割があるとしたら、それは表面的な仕事とか能力ではなく、自分の気持ちに忠実に、自分自身を生ききることではないかと思います。

 そしてそんなふうに生きるなら、まわりで少々突風が吹こうとも、あなたは自分の担当をコツコツとこなすことができると思います。なぜって、その地道な作業こそが着実に現実を創ってゆくものだからです。

 この方向にすこしでも近づいてゆけるなら、きっとシバちゃんの安定型の八幡神エネルギーを創造的なプラスの方向に働くように転換させるということができるでしょう。

 ま、気楽に肩の力を抜いて、生きることそのものを楽しみましょ♪

■関連記事

2008年4月7日 シバちゃん旋風現状報告編
2008年3月29日 シバ神のウインク  
Posted by kurama17 at 13:56Comments(44)TrackBack(0)

シバちゃん旋風現状報告編

 というわけで四月です。
 あいかわらずシバちゃん旋風は健在だね。

 この時期シバちゃんの影響は大きく二通りに分かれる。


 ひとつはシバちゃんのエネルギーをまともにくらって、精神的・肉体的なダメージが大きいグループで、(魂が)チャレンジ精神旺盛なため自ら修行真っ最中モードになっているひとたち。

 ここはひとつ腰を落ち着けて地道に問題に取り組みつつ、「朝の来ない夜はない。明日は明日の風が吹く」ぐらいの気持ちで臨んでね。そして肩の力を抜いてリラックスすること。あなたがあきらめないかぎり、ぜったいに乗り越えることができる。大事なのはあきらめないことだよ。

 むかし週刊少年ジャンプに連載していた「スラムダンク」というバスケ漫画のなかで、試合中にピンチに陥って「もうだめだ・・・」とあきらめかけた三井君に向かって、試合を観戦していたバスケ協会みたいなやつの偉い先生が、

「あきらめたらそこで終わりですよ」

 と、言うシーンがある。

 これはすべてにいえる。あきらめたらそこでゲームセットなんだよね。がんばる必要はないよ。けれどあきらめちゃだめだよ。


 さてもう一方は、今回のシバちゃん旋風が来るよりもずっと前からプレ旋風に吹き飛ばされそうになりながら必死で問題に取り組んできたグループ。

 こちらはそれまで散々痛い目にあっているのでシバちゃんウェーブの乗りこなし方を熟知している。つまり失敗から学んでいるわけ。次々と起きる、いっけんトラブルの火種にもなりかねない出来事を「雨降って地固まる」のごとくプラスの形に生かす方法を知っているので、結果的に物事がクリエイティブに動く。

 たとえばあなたにとって大事な存在である恋人や友人との間でなにか問題が起きたとき、あなたならどうする?

 怒りや不安を衝動のまま言葉にだせば、相手に真意が伝わらずに誤解を招いたり、ただ反発心しか生まないかもしれない。逆にその不安を相手に伝えないまま心の奥底にしまいこんでしまうと、本当のコミュニケーションがとれなくなって、結果的にお互いの信頼関係を壊してしまう。決してこんな状態を望んでいたわけじゃないよね。

 じゃどうしたらいいんだろう?
 そもそも不安や怒りの気持ちはどこからくるんだろう?
 それは相手を嫌いだからじゃないよね。ほんとうは相手が大好きだからわかってほしいんだよね。つまりおたがいに心を通わせたいんだよね。それができないから不安になったり、どうしてわかってくれないの!ってな感じて怒りを感じてしまうんだよね。

 つまり怒り不安といったいっけんネガテイブな感情の裏側にあるのは、愛する気持ち、仲良くなりたい気持ち、心を通わせたい気持ちなんだよね。ここがポイント。

 もし怒りや不安を感じたら、その気持ちの奥底にある自分のほんとうの気持ちに気づくこと。そして相手との関係を大切にしたい気持ちに気づいたら、相手を責めるのでも、自分を卑下するのでもなく、ハートの奥にある素直な自分の気持ちを伝えること。

 もちろん多くのひとにとって、大切なひとに本当の気持ちを伝えることはとても怖いことなんだよね。それがネガティブな感情をともなうものであればなおのこと、相手に拒絶されたらどうしよう、わかってもらえなかったらどうしようといった気持ちが働いて、つい下手な駆け引きをしたり、虚勢をはって墓穴を掘ったり。けれどそれじゃいつまでたっても相手とのあいだにほんとうの信頼関係は生まれないんだよね。

 怖いかもしれないけれど、本当の自分をさらしてごらん。欲しいものは欲しいと言葉にしていいんだよ。相手との関係を大切にしたいという気持ちがベースにあるなら、相手の目を見て、心をこめて、素直な気持ちで話してごらん。それがあなたにとって本当のパートナーや大切な友人ならきっと気持ちは伝わるよ。

 シバちゃんウェーブ乗りこなし組の多くは、こんなふうに問題をプラスに生かす方法をそれまでの数々の失敗や痛い経験から学んでいるんだよね。その結果、いっけんネガティブな自分自身の感情を見つめて、その奥にあるほんとうの気持ちに気づいて、それをベースに周囲のひとと心が触れ合うコミュニケーションがとれるってことなんだよね。こうした視点、方法が身についたとき、シバちゃんのエネルギーはその人にとってプラスの追い風にかわる。

 誤解しないでほしいのは、いま苦戦しているから自分はだめだとか、先に気づいたからいいとか、そういうことじゃないよ。ひとそれぞれオリジナルの人生の脚本をもっているんだから自分のペースで歩いていい。

 先に気づいたひとたちは、自分のまわりのひとたちがSOSサインをだしていたら力を貸すことができたらいいよね。いま葛藤中のひとも、自分自身の未来と可能性を信じて、いまの自分を大切にしようね。

 というわけで長々と書いたけど、これが現状。そのうえで今後はどうなるかっていうと、長くなったので別の記事に書くのでちょっとお待ちを。  
Posted by kurama17 at 12:02Comments(0)TrackBack(0)