ヒーリングソウル

Healing Soul サイコシンセシスとフェルデンクライス・メソッドを使ったメンタルコーチのブログ。心と体のいい状態を見つけてみない?

信じる力 2014

 人間は誰でも自分の人生を左右するほどの力をもつ「心の思い癖」「子供の頃からの思い込み」を持っている。これが人生をhappyな方向に導いてくれる思い込みならいいんだけど、そうじゃない方向へと人生を進めてしまう根深い思い込みを持っている場合も多い。そしてふつうは自分の思い込みに対してまったく無自覚なんだよね。
 

 たとえばいつも同じ失恋パターンを繰り返す、いつも同じ傾向の失敗を繰り返す、いつも同じパターンの夫婦喧嘩を繰り返す。あるいはいつも「~をするまでは楽しみはお預けにしておこう」という行動パターンを繰り返していないだろうか?
 
 その結果、頑張ることのほうに時間を使いすぎて自分の喜びのための時間がなくなってしまったり、がんばりすぎて息切れを起こしてしまったりしていないだろうか?
 

 もしもこんな傾向があるなら、もしかしたらあなたの心の中には、乳幼児のときに身につけた人生をhappyにしない思い込みがあるのかもしれない。その思い込みがあなたの人生のシナリオに大きく関与しているとしたらどうだろう?
 

 仮にそうだとしたら、そうした思い込みを根底から覆す方法がある。
 

 それは祈ることだ。
 

 順をおって説明していくね。
 人間は子供の時に親からじゅうぶんな愛をもらっていないという思い込みがあると、欲しかった愛を手に入れなければその先に進むことができない生き物なんだよね。あるいは子供の時に親からありのままの自分を受け入れてもらえていないという思い込みがあるなら、おとなになってもありのままの自分を受け入れてほしいと願い続ける生き物だ。
 

 これがもっとも深いところにあるunhappyなシナリオを作る思い込みの正体だ。
 そして多くの場合、親から与えられなかった愛を無意識レベルで異性に求めてしまうんだよね。
 

 でも考えてみて?
 あかちゃんが望むような無条件の愛と肯定を与えることのできる親はそう多くはない。まして対等な男女である恋人が無条件の愛を与えてくれる確率は宇宙で失くした小石を見つけるよりも低い。だから異性にそれを求めようとすると、夫婦関係、恋愛関係がうまくいかなくなってしまう。
 

 つまりね、happyになるためには、まず欠点やダメなところがいっぱいあるありのままの自分でいることを許して、自分自身にじゅうぶんに愛を与えてあげる必要があるんだよね。
 

 じゃあどうやってありのままの自分を許し、愛を与えてあげればいいんだろう?
 

 その方法のひとつが祈りだ。
 祈る対象はなんでもいい。
 あなたが何かを信仰しているならそれでもいい。
 

 とくにないなら、自分自身を育み生かしてくれている大いなる力に祈るといい。
 それは物理学者は法則と呼び、詩人は愛と呼び、哲学者は真理と呼び、求道者は道と呼び、宗教者は神と呼ぶ。わたしはそれを大いなる力、育む力と呼んでいる。
 

 何かを信じるって難しいよね。
 だからまずはそれを信じようとする自分自身を信じると決めることだ。
 信じるというのは感情ではなく、意志であり、行動なんだよね。
 

 恋人を信じるのも感情ではなく、意志の力なんだよ。
 正確にいうと、恋人を信じようとしている自分自身を信じる意志の力が必要になるわけ。
 恋人を信じる。
 未来を信じる。
 
 
 どれも同じ。大事なのは信じようとする意志であり、最終的にはそれを信じようとする自分自身を信じるところに行きつく。
 

 たとえば一度浮気をした相手を信頼するのは難しいよね。それでもあなたがそのひとと一緒に未来の景色を見てみたいなら、もういちどその人を信じると決断した自分自身を信じることだ。
 

 信じられない気持ちやくじけそうになったとき、こう祈るといい。
 どうか信じる力をわたしにください。
 と。
 

 20代の頃のわたしがそうだった。
 親しい関係にあったひとを信じたいのに信じられなかった。
 神さまを信じたいのに信じられなかった。
 なにより自分自身を信頼してあげることができなかった。
 だから決めた。
 わたしは「信じようとする自分自身を信じ切る」と。
 
 
 そして信じられなくなるたびに「どうか信じる力をわたしにください」と祈ったんだよ。
 

 長い月日をかけて、いつのまにかわたしは人間も、大いなる力も、存在のすべてを信じられるようになっていた。幼い頃、親の愛を感じられず、自分はここにいてはいけないのだと思い込んでいたのに、いつのまにか自分がとても深い愛に包まれていることに気づいた。
 この世界と共に在って、無条件に生かされているのを実感した。
 

 ここにいていい。
 そのままでいい。
 弱くてもいい。
 ただそこにいればいい。
 

 祈りつづけることで少しづつ信じる力が育ち、もっと大きな、存在そのものを肯定する愛を体で感じることができたんだと思う。そしてその愛がわたしの深いところにあった「この世に存在してはいけない」という思い込みをやわらかく包みこんで癒してくれた。いちばん深い思い込みが祈りによって癒されるとあとは早い。わたしは少しずつそれよりも表層の思い込みと向き合い、自分自身を受け入れていった。
 

 祈ることで信じる力がついてくる。
 信じる力がついた頃、深い愛を感じるようになる。
 

 すると根底のネガティブな思い込みが癒されて、幼い思い込みからくるunhappyなシナリオを覆す。
 人生がhappyな方向へ動き始める。
 
 
 だから信じる力を育てたかったら祈ることからはじめてみるといいかもよ。
 

2014年2月17日
 
◆ブログ内参考記事
2013年10月26日 シャーマン流 祈りのコツ 1
2013年10月30日 シャーマン流 祈りのコツ 2 「願いと祈りの違い」
2013年10月31日 シャーマン流 祈りのコツ 3 「ネガティブを横におく」
2013年11月05日 生と死と祈り
2014年2月16日 勇気と祈りと情熱と
2014年2月17日 信じる力 2014
2008年4月16日 信じる力

8 thoughts on “信じる力 2014”

  1. SECRET: 0
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    希望をありがとうございます。 変わらないじぶんにげんじつに絶望しそうになってました。。 自分を信じて祈ります。

  2. SECRET: 0
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    KYOKOさん 変わるのをやめて、変わらないままの自分を愛してあげられるといいですね。 逆説的ですが、変わるのをやめたとき、大きな変容が起きます。 Let it be ですね。 KYOKOさんの祈りが届きますように祈ります。 .

  3. SECRET: 0
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    キョーコさん、ありがとうございます(;_q) うれしいです。こわがってるじぶんをそのままで愛してあげようと思います。

  4. SECRET: 0
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    いつものことですが、今回特に自分とシンクロする内容でした。 感謝です。

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