浄化の乗りきり方 3 ドリーミングDreaming

 さて今日のテーマは個人の心の動きや夢・身体症状とわたしたちの住むこの世界の現実とのつながりについて。
 

 たとえばB子さんの場合、心のどこかで変わりたいと思っていながらも「自分はべつに悩んでなんかいないわ」と思い込んでいたとする。友人には「いつも明るいわね」なんて言われて、自分でもその気になっているんだけど、ふとした拍子に胃が痛む。そういえば最近、体もだるいし、体調がわるいなあ・・・医者に行ったほうがいいのかしら。
 

 B子さんの心のなかでは何が起きているんだろう? 
 たとえば職場での上司や同僚に対する不満、仕事そのものに対する不満、プライベートでは恋人に対する不満がたまっているのかもしれない。不満な気持ちになるのは、相手がこちらの期待通りの行動をとってくれないからだよね。
 

 同じ状況であっても不満ではなく、相手に感謝できるひともいる。
 この差はどこからくるんだろう?
 

 ひとは自分が心から納得した生き方をしていないとき、往々にして不満を感じることが多い。本当はこうしたい、本当はNOと言いたい。けれど気持ちを伝えれば相手と喧嘩になるかもしれない。一生懸命努力しても結果が失敗に終わったらどうしよう。それなら今のまま、変化を期待せずに生きていたほうがいい。あるいは自分自身の中の怒りや不安、悲しみにうすうす気づいているけど、その感情と向き合って認めるのが怖い。認めてしまったら、自分なんて価値がないような気がする。


 

 こんなふうに人間は本能的に変化が怖い。その気持ちは誰のなかにもある当たり前の感覚なんだよね。自分の心の殻を破るのは、それなりに痛みをともなうからね。
 けれどどんなに表面の人格の部分で怖がったり、抵抗していたとしても、無意識のもっと奥にある大きな流れにつながるそのひとの本質は変化の先にある喜びを知っている。
 

 そしてより自分自身が豊かに生きることができるように気づきを促すんだよね。そのとき夢や対人関係のトラブルや病気などのいっけん不幸に見える出来事という形で表面の人格にシグナルを送ってくるわけ。そしてこのシグナルに気づいて自分自身の心に目を向けることができれば、対人関係のトラブルも身体症状としての病気も癒されてゆく。
 

 いま世の中で起きていることも、こうした個人の心のなかで起きていることと同じなんだよね。個人の心のなかで怒りや悲しみが渦巻いているとき、当人がその感情と向き合わなければ、そのひとの本質は気づきを促すためにトラブルや病気といった形に姿を変えてシグナルを送ってくる。それは時として地震などの天変地異としてその姿をあらわす。
 

 わたしたちひとりひとりが自分自身を見つめる必要があるにも関わらず、それを怠っているとき、多くのひとが地震や津波の夢をみる。あるいは実際に地震が起きる。このとき大きな流れにつながる私たちの本質は自己変革を求めている。
 

 現実の世界は、わたしたちひとりひとりの心の投影なんだよね。その意味で世界を形作っているは、この世界に生きるわたしたちひとりひとりだということを自覚する必要がある。そしてわたしたち誰もが、そのものをそのものとして成り立たせる力ともいうべき、大きな流れとつながっている。
 

 あなたの心のなかのさまざまな想いは直接世界に働きかける。あなたが感じている心の痛みはあなた個人のものであると同時に、この世界全部が共有している痛みでもある。世界のどこかで誰かが泣いているとき、あなたもまたその悲しみを無意識に受け取り共有している。
 

 そしてその逆もあり、なんだよね。
 あなたが自分自身の心の痛みと向き合い、泣いている幼い自分を受けとめて、「いままでありがとう。がんばったね」と伝えてあげることができたなら、それは遠い異国で泣いている見知らぬ誰かの心にも伝わってゆくよ。あなたが自分の傷をひとつ癒すたびに、世界の誰かの心を静かに癒してゆく。
 

 プロセスワークでは病気や身体症状は「身体が見る夢」だととらえる。
 それならば地上で起きるあらゆる出来事もまた「世界が見る夢」なのかもしれない。
 

 そして夢はけっして止まることはない。
 心に変革が必要なとき、地殻変動という形で大地が動く。
 もしもわたしたちが、自分の内なるシグナルに真摯に耳を傾けることができるなら世界は変わる。ひとの心は地震を引き起こすと同時に、天変地異や異常気象を鎮めることもできる。
 

 地震と私たちの心の関係がなんとなく伝わっただろうか?
 次回はこのへんを詳しく書く予定・・・たぶん。
 で、参院選までいければいいなあと思っています。
 
2007年4月30日

 
☆ブログ内参考記事「浄化の乗り切り方シリーズ」
2007年4月26日「浄化の乗りきりかた1 地震の意味」
2007年4月30日「浄化の乗りきり方2 心と体」
2007年4月30日「浄化の乗りきり方3 ドリーミングDreaming」
2007年5月2日「浄化の乗りきり方4 地震と心」
2007年5月8日「浄化の乗りきり方5  なぜ参院選が地震の抑制につながるのか?」
2007年5月20日「浄化の乗りきり方6 祝うは呪う」
2007年5月26日「浄化の乗りきり方7 霊的装置としての参院選」

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浄化の乗りきり方 3 ドリーミングDreaming」への12件のフィードバック

  1. yuki

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    キョーコさん。お久しぶりです。 今回が2度目のコメントになります。 ずっとブログの方、拝見させて頂いていました。毎回、興味津々で読ませて頂き、そして読む度にキョーコさんの深い愛のようなものが伝わって来て、うなづきながら私も自分の身に置き換えて読んだり、記事の内容を糧にまた日々取り組んでいました。私自身、自分の内面、そして奥深いところを見つめて来た結果、今があると思っています。とても大変な時期もありましたが、今はすべての思いや出来事、そして出会いに感謝の思いが内から湧いてくる状態でいます。以前に比べると随分と自分の核みたいなものに近づいて来たなーと。

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  2. yuki

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    何事も本質を見つめ、表面的な事にとらわれないようにする事。幼い頃から幾度となく津波の夢を見ていましたが、海のそばで生まれ育ったからかなと思っていたけれど、そうかそれは内面からの自分を見つめる態度の怠りとのメッセージだと受け取るとまた解釈が違ってきますね。自分の奥底に流れる大きなひとつの流れに抵抗する事なく自然なままに乗って、そして私も他の皆さんと同じように自分が世界に関わる大事な一員だという意識を持って日々過ごして行こうと改めて思いました。

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  3. yuki

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    あ、それからこないだの記事を読んで精神力を鍛えようと毎晩腹筋50回をし始め、半月が過ぎました。最近はこれをしないとすっきりしないわ、と寝る前の良い運動となってます(笑) また掃除にしてもその行為そのものに集中していますよ。最近、“今”というその時にしっかりつながってきた感じがあります。 これからもキョーコさんが感じるままに思うままにキーボードを打って行って下さいね。 いつもキョーコさんのメッセージ、そしてみなさんのコメントに共鳴しながら読ませていただいているひとりからのコメントでした。 (文字数が多くて3回に分けてコメントさせて頂きました)それではまた。

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  4. アヤ

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    こんばんは。温かい気持ちになりました。ありがとうございます。今までは、自分だけが苦しんでいるような孤独感でいっぱいだったんですが、最近になってようやく、みんなそれぞれに葛藤や問題を抱えながらも必死に頑張って生きてるんだなぁって思えるようになりました。25日は幸福の涙を大量に流し、そして先日27日には悲しみ(?)の涙を大量に流しました(T_T)何かが変わっていく、そう思います。常に希望を持って生きていきたいですp(^^)q ありがとうございます!

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  5. ぬん

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    こんにちは。はじめて書き込みますが、ずっと読んでました。 今回のテーマも深くて、ためになります。個人的には数年間 葛藤・病気・・・とかがあって、なんかみなさんと逆なのですが、今までは田舎志向・自然志向だったのですが、しばらくは東京にいろという神意??みたいなのをこの頃感じているところです。 小心者なので(^^♪、たまにしか書き込みできなさそうですが、よろしくお願いします。

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  6. キョーコ

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    yuki さん おひさしぶりです。 コメントありがとうございます。 いまのyukiさんの「今」にしっかりとつながる感覚は、日々の地道な取り組みのたまものですね。 >自分の奥底に流れる大きなひとつの流れに抵抗する事なく自然なままに乗って、そして私も他の皆さんと同じように自分が世界に関わる大事な一員だという意識を持って日々過ごして行こうと改めて思いました。 ほんとうにそうですね。 津波や地震の夢は自己変容を迫られていると同時に、自分自身の内面ではその準備ができつつあるという現状認識を知らせるメッセージでもあります。 なので恐れることなく、その波にのってゆけば、より深くこの世界にコミットしてゆけると思います。がんばってください。

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  7. キョーコ

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    アヤさん おはようございます。 いつもありがとうございます。 >最近になってようやく、みんなそれぞれに葛藤や問題を抱えながらも必死に頑張って生きてるんだなぁって思えるようになりました。 そうでしたか。がんばってこられたのですね。 人間はひとの痛みを知っているからこそ、より深くひとを愛せるのでしょうね。 >何かが変わっていく、そう思います。常に希望を持って生きていきたいですp(^^)q そうですね。 希望をもって、精一杯生きましょうね!

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  8. キョーコ

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    ぬんさん はじめまして。 コメントありがとうございます。 >今までは田舎志向・自然志向だったのですが、しばらくは東京にいろという神意??みたいなのをこの頃感じているところです。 東京もいいところですよ。うちは東京といっても都下ですが、古い町並みが残っていたりしてけっこう気に入っています。出身が北海道なので、田舎に住みたいなと思ったこともありましたが、それは旅行で我慢しようかなと。これも神意ですね(笑)。 これからも気軽にコメントくださいね。

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  9. yuris

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    とても親しみを持って訪れています。 ただしコメントを送ろうとすると何が邪魔するのか、いつもシステム障害のメッセージが返ってくるのです。私のブログに想いを書きましたので、ご覧いただければ幸いです。

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  10. キョーコ

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    yurisさん こんにちは。 コメントありがとうございます。 最近ライブドアはシステムエラーが多くて、わたしもコメントのお返事がうまく書き込みないことが多々あります。 お手間をとらせて申しわけないです。 さっそく遊びにいかせてもらいました♪

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  11. Ryo

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    こんにちは。 メッセージを詠ませていただきありがとうございます! 温かさと優しさを感じます。 病氣やトラブルにはメッセージ性があることは、我が身に起こる状況や確率などからなんとなく直感的に感じていましたが、そうだとしてもシグナルは何者がどのような伝達手段で発信しているのか、一体どやって対応すればいいのか、などなど漠然としすぎていて解からないことだらけで、まるで霧の中をもがきながら彷徨っているようでした。  キョーコさんとの出会いを通じて少しづつ霧が晴れていくような氣がしています。 いま目の前にある闇は光に導くためのもの。それを避けようとしたり、ましてや取り除こうとしても根本解決にはならないのですね。 霧が晴れるにしたがって、奥深い「人生」というものに対して愛おしさや有難さが増しています。 これからも素晴らしいお話を読ませて下さい。

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  12. キョーコ

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    Ryoさん おはようございます。 Ryoさんも内なる本質の声に呼び覚まされて、自分自身を見つめる旅をしているひとりですね。 自分を見つめる作業というのはヒロイックファンタジーみたいなものだなとよく思うんですよ。 物語のなかで、主人公は困難を乗り越える過程で仲間を見つけ、成熟した英雄へと成長してゆきます。 そして物語の最後に宝物を手に入れる。 >霧が晴れるにしたがって、奥深い「人生」というものに対して愛おしさや有難さが増しています。 闇を見つめ続けてきたからこその言葉ですね。 いつも応援しています。

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