レイライン 6 パワースポットの謎4 御祭神もいろいろ

 気がつけば今年もあと二日。
 ルテラムウのほうは明日が仕事納めなので、それから大掃除をして、御節をつくってと、あれこればたばたしているうちに年が明けそうな予感(笑)。
 
 
 というわけで、「パワースポットの謎 4」のお届けです♪ 
 

4 御祭神の気
 
  
 一般的に寺社仏閣で祀られている神仏は、
 

 1 自然の気などの目に見えないエネルギー体
 2 元は人間であったが死後神格化された人物神
 

 大きく分けると上記の二種類がある。
 

 まず(1)の自然の気というやつだけど、これは大地の気のところでも書いた活断層をはじめとする地球のエネルギーのこと。地下にたまった地震エネルギーはもちろん、山や川といった身近な自然界のエネルギーも明確な意志をもっている。意志といっても人間的な喜怒哀楽といった感情とはまったく違う、地球全体の循環システムや、地球を包括する銀河系や宇宙の一部としての、指向性をもった意志とでも言ったらいいかな。
 

 余談だけど、わたしの通っているボイストレーニングの先生から、以前おもしろい話を聞いたことがある。
 ここの先生は一時期アメリカでボイストレーニングのレッスンに通っていたことがあって、その関係でスティービー・ワンダーと親しい。で、あるときふたりで音楽について語り合っていると、スティービー・ワンダーがこんなことを言った。
 


「宇宙には法則がある。その法則にのっとって、音を出すだけでいい」
 

 自分の声が宇宙の黄金律ともいえる音と、寸分の狂いもなくぴたっとはまった瞬間の至福感の前では、どんな富も名誉も色褪せる。その瞬間、声は体を突き抜け、世界そのものになる。
 

 直接聞いたわけじゃないので言葉は正確じゃないけど、だいたいこんな意味だったらしい。
 この話を聞いたとき、思わずうなってしまった。
 だってこれはシャーマンの祈りの究極の姿でもあるんだよね。
 
 
 宇宙全体を運行する意志っていうのはこの話と通じるものがある。それは時に神と呼ばれたり、音楽や自然の造詣の中に現れる。あるいはアスリートの目指すゾーン、物理や量子論、哲学や宗教として語られるときもある。
 でもそれぞれ方法は違うけど、最終的にみんな同じものを目指しているんだよね。
 

 話を戻すと、こうした世界を世界として成立させる力よりも、もっとわかりやすい形であらわれているのが、山や川に存在する自然神や雲や風を司る自然神たちなんだよね。
 世界を成立させる力はあまりにも大きすぎて、人間にはなかなか実感として理解しにくい。だから古代において実際に祀られていたのは、そうした力を具現化した存在としての山や川、あるいは太陽や龍蛇神だったんだと思う。
 

 
 さて(2)の元は人間であったが死後神格化された人物神。
 こちらはおもに古墳時代以降に祀られている神のことで、神社の御祭神としてはいちばんポピュラーなもの。
 

 じつはこれがなかなかやっかいなんだよね。
 生前人間だったということは、つまり成仏していない状態の御祭神もいるわけだよね。成仏して神の領域まで進化している人物神はなんの問題ない。問題はいまだにうらみつらみを持った状態でいる御祭神なんだよね。
 

 そもそも人物神を祀る大きな理由のひとつに、非業の死を遂げた人間が祟ってでるのを封じるためというのがある。日本は面白い国で、恨みの強い御祭神ほど大切に祀られるんだよね。
 ま、ひと言でいうと、こわいから。
 

 
 なおかつ恨みのエネルギーが強いってことは魔力も強いわけで、敵にまわせばこわいけど、味方につければこれほど頼もしい奴はいないってな理屈になる。
 もっともこれは人間側の理屈で、あちら側からみれば亡くなってまで人間に酷使されているわけで、つくづく気の毒な話だよね。きっとかれらにしてみれば、いちばんコワいのは人間だと思っているんじゃないかな。
 

 冗談はさておき、そんなわけで神社の御祭神がかならずしも加護してくれるわけでもなければ、御祭神として機能しているわけでもないんだよね。ちなみにお寺の場合は人物神じゃなくて、観音様や不動明王といった存在を祀っているところが多いよね。これは生前人間だったけど、死後長い時間が経過した神霊である場合が多い。
 

        ☆
 

 パワースポットを構成する四つの要素について大まかに説明してきたけど、大切なのはこの四つの要素のバランスなんだよね。
 たとえばどんなに地の気がよくても、御祭神がうらみつらみの状態だと、そこにエネルギーの滞りができる。そのパワースポットがレイラインの重要な一角だった場合は、そこで流れが滞ってしまうため、レイライン全体のエネルギーの流れが悪くなる。
 

 唐突だけど、人間って自分の考えをもっているようで、けっこうその場の空気に左右されやすいよね。スポーツ観戦をしているとよくわかる。試合も佳境にはいると、球場全体が興奮状態っていうか、一種独特の連帯感が生まれるよね。スポーツだけじゃなく、ヒトラーは集団心理を利用したし、小泉前総理は雰囲気にのまれやすい日本人の弱点をうまく突いた。
 

 レイラインを走るエネルギーはこうした空気に似ている。
 
 
 どこが似てるって?
 姿かたちはないんだけど、間違いなくそこにあって、良くも悪くもわたしたちひとりひとりの無意識を刺激するってあたりがね。 
  

 さてこれまでの説明で、レイラインはそれほどあやしい話じゃないってことが伝わったかな。
 

 え? ますます妖しい話になってきた?
 ・・・・・。
 
2006年12月29日
 

◆パワースポット◆
 
・レイライン3  パワースポットの謎1 大地の力 2006年12月17日
・レイライン4 パワースポットの謎 2 縄文神の正体 2006年12月19日
・レイライン 5 パワースポットの謎 3 余談だけど運気アップのコツ 2006年12月24日
・レイライン 6 パワースポットの謎4 御祭神もいろいろ 2006年12月29日

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レイライン 6 パワースポットの謎4 御祭神もいろいろ」への7件のフィードバック

  1. テレサ

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    こんばんは。 何日かぶりにやっとPC開けました。 ふ~、でも、掃除がなかなか終わらない・・・。 レイラインとは関係ないかもしれないけど、 いい気の場所に人が住むって案外難しいのかな、と、向かいにあるキョーコさんに褒めてもらった土地を思いながら考えてました。 そこに住む人住む人が、没落していったのを思うとね、やっぱり住まわせてもらう人の気が合わないと駄目なんだなあ、と。 でもね、綺麗に更地になったあと、住む予定の親戚が彼の友人である本当に人間として素敵な建築家とその良い生徒が設計にあたってくれまして、とってもユニークなアトリエ兼住居が概ねできたんですよ。 彼らはきっと、そこで余生を幸せに暮らしてくれると信じてます。

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  2. テレサ

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    それから、全然関係ないけど、先日の22日の続編を聞いてね。 日付が次の日になって帰宅したダンナ(様←なんとなく・・・)が、「ちょっと降りて来い。びっくりするものがあるで。」というので、まさか猫たちのう○ちではあるまいな、と思いつつ食卓に行ってみました。 な~んと、「父さん 母さん 結婚20周年おめでとう」と書かれたケーキと、私の誕生石のネックレスとタイピンが綺麗にラッピングされて、テーブルの上に置いてあったんです。 ごめんよ~、子供達、猫の粗相と思ったりして。 びっくりでした。嬉しくて涙でました。姉妹で内緒にしてたんですよ。 「こんな母のところに来てくれてありがとう」と心から思いました。 ・・・という、感動秘話があったのでした。

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  3. キョーコ

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    テレサさん こんばんは。 テレサさんの家の向かいにある土地ね。 あそこは神気に満ちていますが、だからこそ住むひとを選ぶという側面があるかもしれません。 極端な話、神さまが住んでいる土地の場合、住人は常時ヒーリングを受けている状態になるので好転反応がでるでしょうしね。 >アトリエ兼事務所 素敵なおうちですね。 新しい住人の方に幸福が訪れますように☆ >22日の続編 そんなことがあったんですね。 う~ん・・・感動です。 やっぱり家族っていいね。 末永くおしあわせに♪

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  4. ウォッチャー

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    レイライン・シリーズとても楽しく読ませてもらっています。 「大地の影響力」と「天体の影響力」というのは分りやすく、「人の気」というのが「量子論レベルの現象らしい」というのも得心できるのですが、「人物神」というのは何だか上手くイメージできません・・・。 人物神の中には大地や天体の力が擬人化したものもあるような気もしますが、基本的には「物に記憶される気」の延長線上にあるものなのでしょうか? 祟りというのは人体や地域に記憶される気?みたいなものなのでしょうか? うーむ・・・とりあえず、良いお年を!来年もお邪魔させて頂きます!

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  5. キョーコ

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    ウォッチャーさん こんばんは。 人物神というのは、歴史上の実在した人物のことです。 たとえば後醍醐天皇や楠正成、菅原道真など、教科書にのっていた歴史上の人物を祀っている神社もけっこうありますね。 応神天皇や天照皇大神、スサノオノミコトなども、実在した人間である可能性が高いと思います。権力者であったために神格化されていますが、生前はかれらもわたしたちと変らない普通のひとです。 でもいちばんわかりやすいのは靖国神社です。 あそこは旧日本軍の方々が祀られていますが、かれらは「神」として祀られているんですよ。 かれらも人物神のカテゴリーに含まれます。 人物神の中でも大地や天体の力が擬人化したものは「自然の気などの目に見えないエネルギー体」のほうに含まれます。ま、これはわたしの分け方ですけどね。

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  6. キョーコ

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    (続き) >祟りというのは人体や地域に記憶される気?みたいなものなのでしょうか? ひとつは人間の後ろめたさや恐怖心が生み出すものでしょうね。こちらは心理学的に説明可能です。 もうひとつは、いわゆる怨霊のことです。 正確に書くと、「人の気」の性質は生きていようが亡くなっていようが変わらないんですよ。肉体があるなしに関係なく、その「場」や「モノ」に記憶されます。 ただ便宜上、「聖地に集まる人々の気」と「御祭神の気」は分けたほうがわかりやすいと思ったんですが、説明がややこしくてすいません。 そんなわけで、来年もよろしくお願いします♪

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  7. ウォッチャー

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    >キョーコさん 回答ありがとうございました。 「人物神」はいろんなイメージが私の頭の中でごっちゃになっているようなので、解説を元に整理してみます。 その時また質問させて下さい。 今年もよろしくお願いいたします。

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